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夜空へ虹の架け橋を  作者: 寶井かもめ
プロローグ
3/76

目覚め

「いやあああああっ!」


 夢の中で濁流に飲まれ意識が途切れたのと同時に、わたしはベッドで目が覚めた。


「また……あの夢か……」


 事故の少し前に結弦の隣で目を覚まし、みんなと何気ないやり取りを交わす。

 夢の中では事故のことを忘れていて、いつもの場所で事故に遭い、水に襲われて意識を失ったところで目が覚める。


 大まかにはあの事故のとおりなのだが、事故直前のやりとりが毎回違うような気がするから不思議だ。

 明晰夢であったことはなく、わたし自身夢の中では事故のことを忘れているからなのだろう。


 夢とはいえ、あの恐怖を何度も味わうなんて、もう終わりにしてほしい。


 いや、もう終わりにするんだ――。


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