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魔物使いの異世界大陸平定記  作者: ボルトコボルト
第3章 四罪
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第117話 VS共工(その2)

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魔族の国北部、氷の海上空。

激しい雨の中、共工キョウコウがいた。


共工キョウコウ

下部がふさふさの仏塔の様な帽子。

黒髪。弁髪。小さい目。黒い瞳。

燃える様な強い眼光。

顔は卵形。鼻は低い。

黒い口髭と顎髭。

服は色鮮やかな上下の胡服。

筒袖、左衽さじんの上衣にズボン。

身長は165cmぐらい。


大きめのバイコーンに乗っていた。

共工キョウコウ「俺は共工キョウコウだ!貴様らが樹海帝国のやからか。」

「俺が樹海帝国皇帝ヒロトだ!何をしている。洪水でも起こすつもりか?」


共工キョウコウ「ふっ、遅かったな、準備は整った!」

エルダーリッチの勇者ユイが特大魔法を放つ。

ユイ「永久凍土パーマフロスト!」

溶けかかっていた氷の海が一瞬の内に凍りついた。

ユイ「そうはさせないわ。」


共工キョウコウ「ふふふ、貴様らも馬鹿では無いようだな。もう少しで大陸全土を海の中にうずめる事が出来たのに、まあ、良い。貴様らを倒した後でゆっくり洪水を起こしてやる。」

共工キョウコウの下半身が龍に変わった。

そして神気が溢れだす。


「倒れるのはお前だ!」


鳳凰ハピは歌い始めた。

5色のハーモニーが響き渡る。

ハピの歌で次々と効果が現れる。

仲間達のステータスアップ。

仲間のHPを少しづつ回復。

仲間のMPを少しづつ回復。

しかし、共工キョウコウのステータスはダウンしない。

しかし、共工キョウコウは状態異常にならない。


ハク「やはり亜神はダウン系の歌が通じないわね。」

ハピは頷きながら、歌い続ける。

ハク「でも味方のステータスはアップしてるわ。」


応龍ハクが七色のブレスを共工キョウコウに放つ。

共工キョウコウの周りには神気が混ざった水が渦巻き、ブレスを通さない。


ハク「霊獣の攻撃では届かないか。」

麒麟コボミの爪が空を切る。

コボミ「飛空爪ひくうそう!」

爪の斬撃が空を飛ぶ。

共工キョウコウの神気の水に防がれる。

コボミ「そうね。他の人に任せましょう。」


魔女サクラの箒から光線が発射。

魔女ウィーラが闇の雷撃を放つ。

ダークハイエルフのグレイアが闇の槍を飛ばす。

不死王ルシーが邪気と魔力の弾丸を撃つ。

吸血鬼真祖ヒナが赤い血の槍を飛ばす。


共工キョウコウ「無駄だ!」

神気の水が荒れ狂い。

サクラ達の攻撃を弾く。


ユイ「勇者最終奥義神聖なる破壊ホーリークラッシュ!」

神聖な力が神気の水の内側、共工キョウコウの中で破裂する。

一瞬神気の水が弾けたが直ぐに元に戻った。

共工キョウコウは無傷だ。

共工キョウコウ「勇者の力は神には効かないぞ。」


亜神ペナンガルのビー1が神気を纏った。

ビー1「聖なる針の雨ホーリーニードルレイン!」

神気を纏った針の雨が、神気の水を相殺していく。

共工キョウコウ「む、なかなかやるな。」


サクラ「はぁ~。しょうがないわね。スラオにばっかり良いところ取られたくないし、虫の居所が悪いし・・・。」


サクラは悪魔ベルフェゴルに進化した。


悪魔ベルフェゴル。

基本的にサクラのままだが、幼い顔が妖艶な悪魔に変わる。

2本の羊の巻き角。

三対六枚の蝙蝠の翼。


日本人の顔。

長い漆黒の髪、黒目。切れ長の目。

睫毛は長い。口紅は赤く艶やか。

黒いローブ。

ローブの中は黒革のオーバーバストコルセット

黒いゴスロリのレース付き。

右手は黒革指無しのロンググローブ。

左腕は肘の上まで機械の手。

膝上までのハイソックス。

黒いレースのガーターベルト。

膝下までの黒革のロングブーツ。


サクラ「ふふん。こうなったか。」

サクラは悪魔の邪気を纏う。

一気に禍々しい闇が辺りを包む。


レイが精霊力で、アリアが神気で仲間を包む。


俺は密かにムラマサを抜刀し両手で構える。

ムラマサの神気が俺を覆う。

お!ムラマサ、レベルアップしてるね。

魔力から神気に変わった。

レイのミスティルティンがムラマサに寄生する。


共工キョウコウ「悪魔か!」


サクラの機械で出来た左手の手首から先が消える。

手首には穴が空いていた。

どこまでも暗い闇の穴。

邪気が左手の手首の穴に集まる。

手首の穴から闇の何かが放たれた。


何かは共工キョウコウの神気の水を素通りする。

共工キョウコウ「え!」

共工キョウコウの心臓に直撃。

心臓が抉り取られる。喰われる。

共工キョウコウ「ば、馬鹿な・・・。」


俺はハクの転移で共工キョウコウの左横に移動。

袈裟斬りで首を刈る。

ムラマサ「天之尾羽張あめのおはばり!」

共工キョウコウの首が飛ぶ!


レベルアップのメッセージ。


ほっとした。

のも束の間。


共工キョウコウの遺体が虎に変わる。

通常より巨大な虎!

体長10mぐらいか。

禍々しい邪気が溢れる。

虎には翼が生えていた。

虎は飛び上がる。

共工キョウコウの飛んだ首を飲み込む。


虎「貴様ら!覚えておけ!」


そして消えた。


「え!今の何!」

ルシー「なんだろう?」

スラオ「悪魔に匹敵する邪悪さだった。」

サクラ「もしかして・・・窮奇キュウキ?」


ヒナ「窮奇キュウキって何?」

サクラ「四凶しきょうの1体。最悪の悪神。」


「ハク、他の四罪の遺体はどうなってる?」

ハク「・・・無いわ!無くなってる!」


四罪しざいを殺すと四凶しきょうになるの?」

サクラ「そんな伝説もあったかも。」


「転生神シルミルは本当に厄介な奴等を転生しやがって。」

サクラ「次は四凶と戦うのね。」


うわぁ~。もう勘弁してぇ。

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