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魔物使いの異世界大陸平定記  作者: ボルトコボルト
第3章 四罪
110/260

第110話 VS驩兜(その1)

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いつものリビング。

いつものメンバー。


コンを倒して、竜王の一族、グリフォン達が眷属となった。

竜王の一族は戦闘に出ていた古竜エンシェントドラゴンの他にも沢山の竜がいた。亜神相手に戦力とならない為、隠れていたらしい。

竜人ドラゴニュート達も一族の末端らしいので、配下に入った。


宰相デレイズを召喚。


「デレイズ、空輸の方は改善が進んでいるかい?」

デレイズ「絶対数が少ないので、進捗は思わしく有りません。飛行できる者の募集に対して、応募はある程度ありました。都市内の宅配は問題なさそうですが、地域間、国家間の長距離輸送出来る者や、都市間の中距離輸送出来る者の数が圧倒的に足りません。」


「ハクとハピに召喚して貰って無いの?」

ハク「忙しくてそれどころじゃ無いでしょう。次から次へ戦いの連続よ。一緒にいたからわかるでしょう。」


「そう言えばそうだった。」

ハピ「はぁ~。相談はされたけど、忙しかったのよ。」

「まあまあ、機嫌を直して。」

ハピとハクをなでなでする。


「そんなデレイズに朗報です。竜王とグリフォンが配下になりました。長距離中距離輸送の人員を一気に増やせます。」

デレイズ「おお!それは凄い。」


亜神のコンとの戦闘と状況をデレイズに説明した。

デレイズ「流石、皇帝陛下です。」

「ちょっくら竜王山に行って調整して来てくれ。なんなら竜王を食堂に招待して紹介がてら食事して調整でもいいぞ。」


デレイズ「我が帝国の状況を知ってもらい、他の幹部と顔合わせも出来るので、食事に招待しましょう。」

「ついでにグリフォンリーダーのグリルも招待な。中距離輸送をグリフォンやヒッポグリフに担当して貰おう。」

デレイズ「いいですねぇ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いつもの食堂。


今日の夕食はパーティ形式。

バイキングだ。幹部全員集合ね。


竜王ドラシルは人化で出席。

グリフォンリーダーのグリルは人化サイズになって出席だ。

竜人ドラゴニュートの幹部達も何人か出席した。

竜人ドラゴニュートから相当数が樹海帝国に移住するらしい。

こちらの文化に馴染んで貰う事と軍に入る人員もいるようだ。

グリフォンも半数以上は移住希望らしいがデレイズに任せた。


ドラシル、グリル、竜人ドラゴニュート達を皆に紹介し、幹部達にも自己紹介させた。

是非親睦を深めて欲しいところだ。


ヒナ「やっぱり寿司よねぇ。」

ヒナはマグロの大トロ、ノドグロ、アワビ等高級ネタの寿司を大量に持ってきた。

サクラとユイも大喜びだ。

サクラ「寿司にはビールよねぇ。」

サクラは中ジョッキで生ビールを飲んでいる。

ダンジョン農場産だ。

やっと生ビールも出来たか。


グリフォンのグリルはコボ1、ゴブ1、オク1の魔物の国王達と一緒だ。

グリル「しかし、そうそうたるメンバーですな。」

オク1「そうさ、全て皇帝陛下のお力よ。」


グリル「然り。皇帝陛下の眷属となった時、力がみなぎり喜びで震えました。」

ゴブ1「そうであろう。陛下直の眷属になりたい者が大勢いる。その者共を飛ばして陛下直の眷属になれるとは、お主は幸福者であるな。

ステータスが倍になり、成長も速く、進化も出来るのだ。」


グリル「ええええ!ステータスが倍になって凄いと思ってましたが、成長も速く、進化も出来るのですね!まさしく幸福者です。それにこの料理と酒の旨いこと。この食堂には自由に来ても良いと、お言葉をいただきましたが、皆様はどのくらいの頻度で来られていますか?」

コボ1「仕事で来れない時を除けば、毎日三食ここで食べてるよ。」


グリル「えええ!三食来ても良いのですか?」

オク1「いいよ、俺も毎食ここだ。」

グリル「眷属にしていただいて良かったぁ。」


竜人ドラゴニュート達は獣人達とテーブルを囲んでいた。

ライオンの獣人ライゴー副将軍と妹のライカ。

象の獣人ガネーシャ国王。

ゴリラ獣人グンゴル副将軍。

リザードマンキングになったリガール副将軍とリガリア副将軍。

等が一緒だ。


ドニルカ「竜人ドラゴニュートのドルニカと申します。お見知り置きをお願い致します。」

グンゴル「おう!宜しく。まあまあ、先ずは一杯。」

グンゴルが日本酒を注ぐ。


ドニルカ「有難うございます。しかし、ここに居ると気後れします。このような席に居て良かったのか。おお!この酒は美味しいですね。」

ガネーシャ「いやいや、一族を代表する者であれば、問題有るまい、むしろ竜人ドラゴニュートを背負っているから、どうどうとすればよいのだ。」

ドニルカ「は、はぁ。」


グンゴル「旨いであろう。ここは酒も料理も旨いのだ。」

ドニルカ「本当に美味しいです。これではここの移住希望が増えすぎて困ります。」


ライゴー「来たい奴は来させれば良いのさ。」

ドニルカ「そうすると大自然の守りがおろそかになります。」


ライゴー「守りは軍に任せろ。交流が深まれば、いずれ貴方の領地も樹海帝国並みの酒と食事も出来るようになる。」

ドニルカ「ええ!このような美味しい食事が大自然でも出来るのですか?」


ライカ「いや、ここの食事は別格よ。樹海帝国最高の食事だわ。」

ドニルカ「そうですよね。まさか陛下と同じ食事が出来るとは、思ってもみませんでした。」


ガネーシャ「ははは、ここの食事からは落ちるが、充分旨い食事が領地でも出来るぞ。酒は金さえ出せば同じものが飲める。」

ドニルカ「本当ですか?しかし金となると・・・。」


リガール「な~に、稼げばいいだけよ。その翼は伊達じゃ有るまい。ハーピー種は荷物を飛んで運ぶだけで大儲けしてる。俺も翼が欲しかったよ。」

ドニルカ「おお!そのような仕事があるのですね。」

ガネーシャ「うむ。宰相のデレイズ殿に相談して見ると良かろう。」


ドラシルはリザルド、リガント、ヴァンス、パライドの飲んべえ達に捕まっていた。古竜山脈国王の古竜エンシェントドラゴンのドライマも一緒だ。竜は飲んべえだからな。


ドライマ「まあまあ一杯。」

いきなり日本酒を勧めていた。

ドラシル「どれどれ。」

ドラシルはグイッと一気のみ。

ドラシル「おお!旨い!」


リザルド「肉も旨いぞ。」

リザルドは魔牛のサーロインステーキを勧める。

ドラシルはでっかいステーキを3口ぐらいで食べきった。

ドラシル「おお!なんじゃこの肉は!これも旨い。」

ドラシルは酒も食事も大満足そうだ。


パライド「ヴァンス伯爵どうされた。いつもの勢いが無いようですが?」

ヴァンス「うむ。南の我が国の近隣まで驩兜カントウの軍が侵入しているのよ。」


リザルド「なに!蹴散らしに行こうか。」

ドラシル「四罪は強敵ですぞ。」


リザルド「リガントも進化出来るのであろう。」

リガント「出来ます。リザードマン種で無くなることに戸惑いがありますが、亜神と戦うなら進化します。」


リザルド「うむ。既に亜神クラスに進化している、コボ2とビー1を連れて行けばなんとでもなろう。オニバルだって一皮剥けたいはずだ。」

パライド「なるほど。」


リザルド「グレンシーも連れていって、将軍の戦力アップといきたいのう。確かミノタウロスが相手だから副将軍達もレベルアップと進化させれば樹海帝国は向かうところ敵無しだ。」

パライド「流石、元帥。」


そこにグレンシーが来た。

グレンシー「リザルド元帥、興味深い話をしていますね。」

リザルド「聞いていたか。ダークハイエルフだけのことはあるな。」


リザルド「良し、陛下にお願いして来よう。」

ドラシル「え!そんな大胆な事をお願いして、お気を悪くせんかの?」

ドライマ「大丈夫じゃろ。元帥の娘は皇后ハク様だ。」


ハク「聞いてたよ!」

ハクが俺も連れてリザルドのテーブル脇に転移した。

リザルド「おお!陛下。ヴァンスの国を助けに行きたいのだ。」


「ヴァンスを助けるのに否はないよ。」

リザルド「ならば!」


「ちょっと待って、結論を急がないで。三つ懸念事項がある。一つ、将軍と副将軍全員を出陣させると、領地内の治安維持に不安が出る。二つ、もうひとりの四罪である共工キョウコウの動向が気になる。

三つ、同クラスでも神殺しが出来るのか心配だ。」

リザルド「ふむ。」


「先ず、コボ2は残す。コボ2の眷属は樹海帝国中を巡回監視している。将軍不在では、緊急時の対応不安残る。

二つ目、共工キョウコウは引き続きスパ1が監視し襲撃があれば俺と妻達で対応する。

三つ目、最悪俺が殺しに行けるようにと戦力強化の為、スラオを同行させよう。」

リザルド「スラオ!それは心強い。」


ヴァンス「リザルド、有難う。」

リザルド「いいってことよ。俺とヴァンスの仲じゃないか。」

リザルドはヴァンスと肩を組んだ。


この飲んべえ仲間の絆は固いらしい。

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