第五章 「地下鉄新ウイルス事件 Ⅲ」
ゾンビ君たちが出ないよ~~~(^^♪。ピザが食べたい。
第五章 「地下鉄新ウイルス事件 Ⅲ」
「ふぅ……ふぅ……ふぅ……ふ……」
エマ・フラッシュはAK-47を所持したガスマスク男から逃げていました。先ほどガスマスク男に、父からもらったFNファイブ・セブンを撃ったところ3発中1発が右肩にあたったのが見えました。
しかし、喜んでいる暇はなくガスマスク男がAK-47を自分に撃ってきたので、すぐ先の角に向かって、倒れている人たちを踏まないようにし、走りここまで逃げてきたのでした。
さっきガスマスク男に3発撃ってやったので残りは17発。ベテランなら十分に一人くらいなら倒せられる弾数なのでしょうが、なににせよ――、
エマは射撃が大の苦手でした。
ダダダダっ。ダダっ。ダンっ。
AK-47の銃声とともに自分の隠れている壁の角が削られました。
「ふひゃっ」
エマは悲鳴を上げました。しかし、AK-47の銃声はやみません。
しかし、エマは冷静になって考えました。AK-47の装弾数は30発。と、なると――、
カコンッ。
エマの期待にこたえるかのように「その音」はなりました。すると……、
「おっりゃ―――!」
エマは角から飛び出していきました。エマの目の先にいるのは――、
マガジンを交換しようとして無防備な状態のガスマスク男がいました。
そうです。エマは男がマガジンを撃ちきる時を狙っていたのです。
「おらーーっ」
エマは、絶叫しながら男に突っ込んでいき、17発全弾を撃ちきりました。
射撃が大の苦手の自分にしてはあてられた。と、ちょっと喜んでいました。
エマ・フラッシュが人生で初めて人を殺した時の感情は「嬉しい」でした。
最近ブルーライトカット用の眼鏡買ったよ~~。
今後も^0^よろしくお願いしま~~す。