第四章 「地下鉄新ウイルス事件 Ⅱ」
ねむい~~~~~~~~~~~~~~~。寝ていいよね。寝るよ。
第四章 「地下鉄新ウイルス事件 Ⅱ」
「うぁぅぅ……」
マーク・ハリスはAK-47をガスマスクをつけている構えて発砲している男に撃たれていました。
AK-47とは、ソビエト連邦が開発した軍用小銃で、7.62㎜×39弾を撃つ銃です。構造が単純なため故障が少なく、多少の汚れでも作動に支障がないため、世界で最も広く使われた銃としてギネスにも認定されている銃です。
その銃にハリスは左足首を撃たれていました。 足首から鮮血が散りマーク・ハリスは崩れ落ちました。
(熱い……。足首が熱い……。左足が痺れる……。頭もぼーっとしてきた……)
だんだんと頭がぼーっとしてくる中でハリスは聞きました。AK-47の銃声よりも、もう少し高い音の銃声を。
タンッ。タン。タンッ。
この銃声は、エマ・フラッシュとかいう少女が父親から渡されていた、FNファイブ・セブンに間違いありません。
その銃声の後に男のうめき声と怒号が聞こえました。
「ふぁぅぅ……」
「あのガキめっ、俺のこと撃ちやがって!。なめるなっ!」
ダンっ。ダン。ダン。ダン。ダン。ダンっ。
続いてAK-47の発射音。
どうやらガスマスク男はAK-47を撃ったようですが、エマの声は聞こえなかったので1発も当たっていないようです。
ほっとしていたのもつかの間。背後でAK-47の銃声が聞こえるとハリスの右足の太ももと右腕に激痛が走りました。
「っ……⁈」
ハリスは、右腕から流れる生ぬるく赤く染まった液体――
「血液」を意識がもうろうとするなかで見ることしかできずにいました。
日本の1億2632万人の皆様こんにちは。思兼 雅です。最近は本を読むことに熱中しすぎてて連載スピードが落ちてきてるわりに文章が短いですが今後も( `・∀・´)ノヨロシクよろしくお願いします。