第二章 「エマ・フラッシュとマーク・ブライアンという男」
まだまだぞんびとかでてこないし、まいかいみじかいですが、けっこうはやいぺーすでかいているのでよろしくおねがいいたします。ちなみに、にせんじゅうきゅうねんにがつじゅうににちまでにはつぎにかんをだすよていです。
第二章 「エマ・フラッシュとマーク・ブライアンという男」
「おい。新入り、お前の名前はなんだ」
エマがアメリカ陸軍に入隊して最初にかけられた言葉は"おい。新入りお前の名前はなんだ"でした。
エマは驚きました。まさか自分が軍隊に入隊して初めてかけられる言葉がこんなぶっきらぼうなものだとは思っていなかったからです。
しかしエマが一番驚いたのは、振り返った時に見えた男が背が高く、清潔感にあふれ、紳士的なまさに――、
タイプの男性だったことです。
「えぇぇ。え」
エマはうろたえました。好きなタイプの人に名前を聞かれてすぐに答えられる人がいるでしょうか???。
しかしエマは頑張って、
「え、エマ・フラッシュです」
と答えました。
「エマ……か。初めまして。俺の名前はマーク・ブライアンだ、よろしく」
「ふぇ」
エマはこの男のオンとオフの差に間抜けした声を出してしまいました。
「エマ、君の端末に俺の情報を送った。目を通しておいてくれ」
エマはタイプの男性から再び端末に目を戻しました。端末には[マーク・ブライアンから【基本情報】が送られてきています]と表示されていました。表示されているところをタップすると、ブライアンの略歴が表示されました。
エマはその中の一つの項目を見ると、
「は!」
息をのみました。その項目にはこう書かれていました。
[2044年5月3日;地下鉄新ウイルス事件にて両親を失う。]
エマは昔の記憶をたどりながら一つの名前を思い出しました。
「ま、まさかあなたはマーク・ハリスさん……?」
「まぁ昔はそういう名だったな」
ブライアンはそれだけ言うとそそくさと立ち去ってしまいました。
エマがマーク・ブライアンに対して好意を抱き始めたのはその時からでした。
日本の1億2632万人の皆様こんにちは。思兼 雅です。最近は映画を見ながら書くことが多いです。
そういう時に字幕だと困りますよね。これからもよろしくお願いします。( `・∀・´)ノヨロシク
2019年2月5日 12時21分・思兼 雅