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離れゆくディスタンス

 いつ眠りについたのかも分からなかった。昨日までは落選の夢を見るたびに目が覚め、何度も寝室をうろうろとするものだから、妻の美佐子に心配をかけていた。いずれはオヤジの地盤を継ぐことを覚悟していたから大手広告代理店を辞める時も何も言わなかった。連れ添って十六年、そうか俺ももう四十五になるのか。政界では若手と言われるが、もう結構な中年だ。最近少しずつ、だぶついてきた腹の肉に手をやる。そういえば8年前、美佐子から女の子を妊娠したと聞いた時は嬉しかった。遅くにやっと出来た子だっただけに

男の子じゃないことを周囲は残念がったが、自分の子には俺と同じような苦労はさせたくないと願っていただけに手を取り合って喜んだ。

 そもそも、政治家なんかにはなりたくなかった。幼い頃から、選挙戦の厳しさを見てきたこともあったが大病を隠しながら激務をこなしていたオヤジが任期中に倒れた際、職務放棄などという声が野党から平然とあがる政界というものに嫌悪感さえ覚えた。そんな風に思っていた自分が、今では8人もの犠牲者を出したテロ行為から巻き起こった追い風を喜んでいる。時計を見ると、まだ3時半だった。隣の部屋の扉を静かに開けると、お気に入りの熊の人形に抱きつきながら娘の奈々が寝息を立てていた。まだ8歳、甘えたいさかりだろうに子供ながらに我慢しているのか、愚痴の一つも言わない。

選挙が終わったら、どこか旅行にでも連れていこう。叶わぬ願いを心に抱く。江田島は眠剤を半錠だけ口にすると、またベットに横になった。



 八月二十七日、選挙戦も残り3日。投開票日には運動が禁じられているため動けるのは、あと2日間。昨日から吹き出した風を必ず票に変えなければならない。事務所での朝の出陣挨拶にも力が入る。

「どうか、どうか、私を男にしてやってください」

 普段なら恥ずかしくて言えないような言葉も周囲の熱気に押され、自然と声になる。ミニ集会や街頭演説には、昨日までと打って変わり大勢の聴衆が詰め掛けてくれた。選挙カーで手を振っても、力強い声援を受ける。そして一番の変化は、警察の警護が大幅に増員されたことだった。さらには、ヘリが市内を旋回し、警棒を持った機動隊員が各所に配備されていた。

 重々しい雰囲気が街を包み込む。それだけで厳戒体勢の中の選挙を演出し、テロ組織と戦う我が党への追い風となる。首相の非常事態を宣言後何度も緊急会見を開き、「今回の総選挙は、有事下における戦いである」と訴え続けたことも、国民の危機感を煽った。江田島は車を降りると、街頭の人に握手を求めた。

「脅しなんかに負けんで下さいのぉ」

高齢の男性は力強くその手を握り返してくる。

「あ、昨日テレビに出てた人」

女子高生らしき集団も集まって来た。人だかりが出来はじめ、警護官が車に戻るよう促した。



 そして、さらなる風が吹く。文部大臣であった大久保の選挙事務所に知り合いの名前をかたった陣中見舞いが届き、その中に入っていた飲料水を口にした支援者3人が病院へ緊急搬送後に死亡した。

体内からは致死量のジクリードが検出された。馬場は、すぐに現地の富山入りし会見を開いた。

「これでグレアムの息子を名乗るテロ組織による無差別毒殺事件の犠牲者は十一人となりました。このような蛮行は断じて許されるものではありません。我々は国家の総力を挙げて、グレアムの壊滅を急ぐと共に、彼らの要求に屈せず、選挙を守り抜きます。そして今回の衆院選を、有事下にあるものと判断し自衛隊法七十八条により、治安出動を要請いたします」

 詰め掛けた記者たちから質問が飛んだ。

「グレアムの息子たちが、我が国の国政選挙を妨害しようとする国外のテロ組織という声も挙がっていますがどのようにお考えでしょうか」

「グレアムの手がかりは掴めているのでしょうか」

無言で立ち去る首相に代わり官房長官の鈴井がマイクの前に立った。

「国家の安全保障に関わる要件ですので現時点では、お答え出来ません。また被害の拡大阻止に向け、ジクリード及びその成分を含む農薬の販売中止と商品回収を決定致しました。また今回の治安出動に際しては自衛隊員の武力行使は容認いたしておりません」

 記者たちの怒号を残し、会見は打ち切られた。

江田島はテレビの前に集まっていた支援者に声をかけた。

「犯行に使われている、この農薬って何ですか」

農家を営む高齢の男性が答える。

「普通に市販されてる除草剤ですよ。ジクリードというのは、その成分名なんですが一般的にはその名前で呼ばれとります。安くて効果も高いから、うちでも普通に使ってますよ」

「致死量とかって分かります?」

別の支持者が口を開いた。

「新聞には十五㏄って書いてありました。あと家庭菜園でも使われてるくらいのものだから結構な量が出回っていて、それが捜査の壁になってるらしいですよ」

 家庭菜園か…だったら、うちにもあるかも知れないな、奈々が間違って飲むと危ない。江田島は携帯を取ると、電話口に出た妻の美佐子にジクリードがあれば廃棄するように告げた。



 夜になって発表された情勢調査では、各局とも立憲党の圧勝を伝えていた。しかも、グレアムの息子による犠牲者を出した福岡、長崎、岩手、千葉、沖縄などでは全議席獲得が確実視されていた。

投票率も戦後最高が予想され、今まで選挙に興味の無かった層も

対テロの構図という特異な衆院選に高い関心を示していることが分かった。江田島の広島1区は、元々の地盤に加え、その顔が広く知れ渡ったことで大差による当選が確実であるとコメンテーターが口にしていた。沸きあがる事務所スタッフを集め、気を引き締めた。

「こういう記事が出ると、有権者も安心して、投票に行かない事例を今までに何度も見てきました。どうか最後の最後まで全力で戦い抜きましょう」



 八月二十九日、投開票日の前日。照りつける日差しの中、出来る限り多くの場所へと選挙カーを走らせ、声を枯らした。

この十一日間で履きつぶした革靴は4足。握手を続けた右手には、血豆ができ手袋から滲む。他の候補者と車道ですれ違うと互いの健闘をたたえた。日が落ちると、人通りの多い駅前広場に移動した。迷彩服に身を包んだ自衛隊員が陸橋下に待機している。厳戒態勢の中、数百人に膨れ上がった聴衆を前に最後の力を振り絞り、支援を訴える。沿道にも人が溢れ声援が飛んだ。事務所スタッフたちも、声を枯らし名前を叫んでいる。落選を覚悟して望んだ、この総選挙…胸の中に熱い想いが込み上げてくる。幼い頃に、オヤジがそうしているのを見て自分はそれだけはしないと誓っていたはずだった。

江田島は地べたに頭をつけた。カメラのフラッシュがたかれ、支持者からは割れんばかりの拍手が巻き起こった。そして街頭活動の終わりを告げる午後八時を迎え、長かった選挙戦に一応の終止符が打たれた。スタッフ総出で集まってくれた支援者に頭を下げる。オヤジの代から応援しているという年配の男性が言った。

「もう世襲議員とか言わせんけのぉ。あんたは、もう一人前よ」

 温かい言葉をかけてもらう度に、涙がこぼれた。これは3度目の選挙戦にして、初めて味わう喜びだった。



 急いで事務所に戻ると、スタッフは電話による、投票呼びかけを始めた。これは日付が変わるまで許されていたが江田島は、有権者の就寝時間を考え、今回から十一時を持って終わろうと決めていた。

それまでには、まだ1時間以上ある。ソファーに腰を下ろすと、煙草に火をつけた。テレビでは全国の候補者の最後の声を伝えていた。

いつしか「党の顔」として取り上げられるようになった江田島の様子も映し出される。地面に頭をつける姿を見ていると、いつもの冷静さが戻り気恥ずかしい気持ちになる。そろそろ、お世話になった後援会幹部にお礼の電話をかけようか…そう思い、腰を上げた時だった。テレビから緊急速報の音が響き「長崎で毒殺未遂 容疑者の身柄拘束」というテロップが流れた。

 画面が切り替わり、マイクを持った記者が写し出される。

「こちら長崎県警浦上署前の一之瀬です。今日午後8時過ぎ、長崎市内の病院で農薬の入ったジュースを飲んだ入院患者3人が意識不明の重態で緊急搬送。残る1人も軽度の意識障害で治療を受けています。県警は、それを手渡したとされる容疑者の身柄を拘束した模様です。瓶に残ったジュースからは高濃度のジグリードが検出されており県警はグレアム事件との関連も視野に慎重に捜査を進めている模様です」

 スタジオからアナウンサーが問いかける。

「容疑者に関する情報は寄せられているのでしょうか」

記者はイヤホンに耳を当てながら答えた。

「こちらも取材を続けているのですが、容疑者に関する情報は一切入っておりません」

 そう言い終わると、男はカメラ向こうの人間とやり取りを始めた。

ディレクターから何かの指示が飛んだようだった。

「一之瀬さん、一之瀬さん」

アナウンサーが呼びかけた。警察前にはマスコミが密集しているようで声が聞き取りにくいようだった。口元だけが動き、何度も確認作業をしている。そして男は震える声で叫んだ。

「3人死亡、入院患者のうち3人の死亡を確認。十四人、これで無差別毒殺の犠牲者は十四人になりました」

 気がつくと事務所のスタッフが周りに集まっていた。

「グレアムの犯行なんじゃろうか」

 誰かが口にすると、それぞれが意見を述べ始めた。江田島はテレビのボリュームを上げた。

 中継は、病院前に切り替わる。現場は住宅地にある個人経営の病院らしく、敷地の隣には明かりのついた家が何軒か見えた。

3階建てらしき全景はシートで覆われ、病院の前には金属製の盾を持った機動隊が待機していた。さらには道路も黄色いロープで封鎖されているようだった。髪を束ねた女性記者が口を開く。

「こちらは事件のあった神谷病院前の村井です。現場は立ち入りが制限されており、建物に近づくことが出来ません。院内には多くの警察関係者がいるとみられ時折シート越しに人影が動いているのが確認できます」

 カメラは病院を映し出した。野次馬も多く集まっているようで、

閑静な住宅街が騒然となっている様子が伺い知れる。そしてアナウンサーとのやり取りの後、東京のスタジオへと画面は戻された。どの局に変えても、長崎毒殺事件を報じている。しばらくザッピングしても、現時点ではそれ以上の情報は入って来なかった。スタッフは自然と席へと戻っていった。江田島は画面を見つめながら問いかけた。風はどっちに吹いている…



 状況に進展の見られないまま、日をまたいだ。スタッフや高齢の選対本部長には帰ってもらい事務所には江田島と第一秘書の寺原が残った。テレビは容疑者のいる警察署前や搬送先の大学病院との中継を続けている。党本部に何度も情報が降りてきていないか連絡したが何も得られるものは無かった。警察庁の知り合いに電話しても同じだった。なぜ容疑者の身元が割れない。小さな個人病院で起きた殺人事件。犯行の手口まで明らかにされている。しかも容疑者の身柄は拘束されているのだ。一切の情報が遮断されていることに不気味さを覚える。

「やはりグレアムなんじゃろうか。じゃから警察も慎重になっとるのかのぉ」

 寺原が白髪まじりの頭を搔きながら言う。オヤジの代から秘書を務めているベテランもこんな異常事態の選挙は初めてらしかった。選挙が終わるまでは飲まないと決めていたが「落ち着きますけぇ」と勧められてウイスキーを口にした。テレビは画面を分割して、選挙情勢の分析を再開し始めた。どこの局も立憲党の圧勝を予測していた。そして広島1区は江田島の名前が挙げられ当選後には閣僚入りも予想されると伝える局もあった。

「ほら、見ての通り心配ないけぇ。余計な心配せずに明日の当選挨拶でも考えとったらええ」

空いたグラスにウイスキーを注ぎ込む。気を紛らわそうとしているのか寺原は昔の話を色々としだした。選挙戦の疲労と、久々に口にしたアルコールで瞼が閉じていくのが分かる。テレビもいつの間にか放送を終えていた。江田島はソファーに横になったまま、深い眠りに落ちていった。



 朝8時、一番早いスタッフの声で目を覚ました。変な体勢で寝てしまったのか、首に激痛が走る。付けっぱなしのテレビを注視するも捜査状況に変化は無いようだった。9時には美佐子が事務所に来て、一緒に投票へ行く予定だ。洗面台で頭を濡らし、髭だけは剃った。寺原は、いつの間に起きていたのか、コンビニで買ったパンとコーヒーを渡してくれた。朝刊に目を通すと、各紙の一面トップには立憲党の圧勝を予測する記事が置かれ、2番手で長崎の毒殺事件を報じていた。当落予想では、全紙とも江田島には当選マークがついている。大臣候補に挙げられているとの記事もあった。事務所内の雰囲気も明るかった。ほどなく美佐子も到着し、タクシーで投票所に向かう。大勢の警察官が警戒に当たり、自衛隊のヘリも上空を旋回していた。つめかけた報道陣に軽い会釈をしながら中に入ると

投票所となっている小学校の体育館は早朝にも関わらず、大勢の人で賑わっており「あんたに入れましたけぇ」と、握手を求めてくる老人もいた。

 日差しも心地よく、昨日からの懸念も晴れていく。江田島は事務所に連絡を入れ、一旦身なりを整えるために自宅へと戻ることを告げた。選挙が始まってから、ほとんど会えなかった娘の裕子が玄関で抱きついてくる。久しぶりに食卓を囲み、朝顔が枯れて種がたくさん出来たなどほのぼのとした会話に心が癒された。それから縁側でコーヒーを飲みながら、小学校の宿題で書いたという絵日記に目を通していると、胸ポケットにいれていた携帯電話が鳴った。

震える声で第一秘書の寺原が告げた。

「長崎で動きのあったようじゃ。詳しい情報は、まだ入ってきておらんが大変な事態になりそうじゃ」

急いで居間に戻りテレビをつける。目に飛び込んできたテロップに言葉を失った。

「長崎の院内毒殺事件で十四歳少年を逮捕」

そして警察署前の記者が何度も叫んでいた。

「グレアムの犯行声明文に残された指紋と、少年の指紋が一致した模様です」



江田島は全てが崩れ落ちていくのが分かった。情報が確かなら、我々は十四歳の少年の書いた手紙を鵜呑みにして、テロ組織との戦いなどと大騒ぎしていたことになる。

選挙を守る? 民主主義への挑戦?

我が党は、とんだお笑い種だ。

 しかし犯行は仙台や沖縄など広範囲で起こっている。少年一人で行うのは不可能だ。こいつは長崎で起きた事件だけを犯したのか。

グレアムの息子などという集団はないのか?じゃぁ非常事態宣言は何だったのか?すべてのことが疑念へと変わっていく。

 江田島は頭を抱え込んだ。しかし、詳しい状況は分からなくても

ひとつだけ確かなことがある。我々は十四歳の少年に踊らされた憲政史上、一番間抜けな政党だということだ…



 二十分後、選挙事務所に到着すると、各社の報道陣が入り口で待ち構えていた。

「江田島さん、グレアムの手紙が少年によるものだったとしたら、テロ組織など無かったことになりますがどうお考えでしょうか」

「立憲党は、中学生の嘘に騙されたってことなんですか?」

マイクを何本も向けながら聞いてくる。

「正確な情報が上がってきていませんので」と、たかれるフラッシュから顔を隠しながらドアを開ける。

なだれ来もうとする記者を「あとでコメントを出しますので」と寺原が追い出した。外からは「早く答えろよ」など罵声が上がっていた。事務所内の電話はニュースが流れてからずっと鳴りやまないようで、スタッフがひたすら頭を下げながら応対している。江田島は寺原と選対部長を呼ぶと、奥の応接室の鍵をかけた。

「党本部に何度も電話しとるが、つながらん。噂では、首相は朝から連絡がつかんそうじゃ」

「こげなになったら、選挙も何もありゃせん。わやくちゃじゃ、うちらは終わりじゃ」

 寺原は持っていた朝刊を叩き付けた。江田島は言葉に詰まった。その時、外の報道陣からどよめきが上がった。テレビに目をやると、緊急速報が流れた。

「馬場園首相 都内ホテルで自殺」



 壁には一面に薔薇が並んでいる。時間を追うごとに、その薔薇の数は増えていく。投票率は戦後最高の七十九パーセントを記録し

その一票の大半が、政権への怒りと嘲笑として野党に投じられた。

「神奈川3区 川澄和明さん当選確実です」

 画面が切り替わると、民政党の議員が万歳を繰り返していた。

日付の変わる直前、少年のパソコンから犯行声明文の下書きが見つかったことが正式に警察から発表された。まだ公表されていない犯行声明文の全文と一致しグレアムの息子は、その少年であることが確定的となった。また長崎で起きた他の3件の無差別殺人でジュースの瓶に付着していた指紋が少年のものと一致したと、リポーターは伝えていた。5日前に吹いた風は、かつてない逆風となり振りかかっていた。野党の獲得議席は三百を超え、政権交代は確実となった。

 各局は「立憲党歴史的大敗」と盛んに報じている。首相の自殺という最悪の結末で船長を失った船は沈むことさえままならず、嵐の中を彷徨っていた。江田島は応接室で一人、壊れていく政権の行く末を思った。

「どうか、挨拶だけでもお願いします」

 ノックとともに選挙スタッフの声がした。

 待たされている報道陣からは、怒号も飛び交っている。何を話せばいいのか…江田島は、期日前投票と事件発覚までの得票に救われ

僅差での3選を果たしていた。

「分かった5分後に行く」

 テーブルの胃薬に手を伸ばした。

 午前1時2分、比例区の最後の議席が埋まる。民政党は、百九十二議席増の三百十五議席を獲得し、悲願の政権交代を実現させた。それは立憲党が14歳の少年の手によって三十二年間守り続けた政権の座から引きずり下ろされた瞬間でもあった。そして少年はその後、長崎と福岡の3件の毒殺を自供したが他の事件については沈黙を貫き、グレアム事件の全貌は依然闇の中だった。



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