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ぷるりんと異世界旅行  作者: wawa
属国~トライド王国
31/221

** 夢から覚めたら


 出演

 30歳男性 医師 レディースクリニック

      夜間心療内科

 19歳女性 専門学校学生 食料品アルバイト


*********



 「お、目が覚めたか。ブサイクちゃん?」


 「おはようございます」


 「おお、よかった。言葉が通じないとかな! ありえねぇよな、ブサイクちゃん」


 『あなた誰? メアーさんは?』


 「メアー? 今、メアーって言ったか?ブサイク」


 「はい。私、メアーさん。メアーさん分かります」


 「・・・・・・」


 『あ、ぷるりん!』


「・・・・・・」


 『・・・・・・』


 「・・・まあ、茶。飲むか?」


 カチャカチャ。コト。


 「・・・・・・・・・・ありがとうございます」


 「で? お前。正確には歳いくつ? な・ん・さ・い?」


 「セルドライ。合ってます」


 「嘘つくなって、体格で調合したけど、年齢が分かった方が薬、使いやすいんだけど」


 「・・・・・・セルド、ライ。合ってます」


 「・・・ち、ったく。最近のガキはバカで自尊心だけが生意気で、面倒くせぇな。・・・まあいいや。身体や、他に痛いトコ、あるか?痛み、あるか?」


 「身体。大丈夫。ありがとうございます」


 「おう。・・・・・・まあ、飲めよ。冷めるぞ。あ、土産で菓子もらったんだ。ほら、少し前にラーナ様帰って来ただろ? まったく、あの人、攫われたってのに、グルディ・オーサで食った菓子、軍から持って帰って来たんだよ。有るだけ全部。箱ごと荷馬車で何箱?」


 「・・・クノーサ。おいしい。」、

 『硬すぎるマカロン。歯が折れそうに』、

 「クノーサ『イイね』好き」


 「お、よし。食え。これは砂糖と、ペアをすり潰して作ってるんだ。俺は青いやつが一番好き。きれいだろ?でも甘すぎだよな」


 「ペア? 青い?」、

 『今、ぷるりんのこと言った?』


 ガサガサ、ごそごそ。


 パカン。


 「これも出てきた。いつ貰ったやつだったかなぁー? カロ、食ったことあるか?客がファルドから持ってきたんだ。・・・一年、経ってたかなー・・・、ま、焼いてあるから大丈夫だろ。黴びてなきゃ有りだな」


 「・・・ペア?」、

 『これ、まさかぷるりんが原材料だったの?』


 「いいから、遠慮しないで食えよ。そして早く飲め。俺が言うのもなんだけど、ここ、薬草の粉、飛んでっからな。飲み合わせで腹下るぜ。手で蓋しとけよ」


 『あ、あの、何言ってっか、全然分かんないデスケド。これってぷるりんですか? それだけでも教えてください!』、

 「ペア?これ?ルル?『ぷるりん?』」






 この後、24歳男性、人材紹介会社ファルド支部、部長の来客があり、お茶会は中断された。

 


 

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