5・カウントダウン
「……で、君たちは商店街を守ったのか」
「あぁ。ゾンビが出てきやがった」
ここは、総長室。
その一億は軽く超える椅子に座りながら、レオ達に質問する。
「……ケン、と言ったか、言葉遣いには気をつけることだ。次発言したら脱退させる」
「はいはい……いや、はい」
「……で、君たちには非常に感謝する。あの商店街は、重要であるからな」
「はい。それは、私達B-3連隊には名誉なことでございます」
「隊長……リュウ、その事には、……前向きな報酬は用意できるだろう」
「恐縮です」
「それほどでもなかろう。お前達の連隊はそれほどの名誉を成し遂げた」
「……では、失礼します」
その言葉を最後として、B-3連隊は総長室を去った。
その後、B-3連隊は、魔獣討伐を命じられ、旅に出発した。
それが、この後の王国の運命を変えるとは、まだ、この時は、
「一連隊が去った。───侵略準備。1年で出発する」
「……はぁ、こんな田舎巡りの魔獣狩りなんてやだなぁ……」
「先輩?サボらないでください」
「……なんか嫌な気配がするの……」
「楽しみだねぇー!」
「任務は任務だ、きちんとこなそう。……そうすれば、お土産くらいは食べられるだろう」
各自各々の反応をしつつ、B-3連隊は任務、旅に出発した。
一話更新
どんどん話が短くなっている希ガス( ゜∀゜):∵グハッ!!




