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始まりは唐突に

まぁ、こんな感じでいきなり魔王になったのだが

良いのだろうか

今までにいろいろ苦労して魔王になった奴もいるだろう

こんな簡単になってしまって良いのか

悩んだ俺は悩んだ悩みに悩んで悩んだあげく悩んだ

答えは出た

願えばやめられるんじゃないか!


「魔王やめたいなー」

「あなたのその能力でも無理ですよ」

「お前誰だよ」

「ネビロスです」

「そうか」


ああ、ぼーっとしてしまった

漆黒の空に赤い月が浮かんでいる


まぁ、こんなふうになって現在に至るわけだが

魔王になったのだダンジョンを作らねばならんな

やめられないし!!!暇つぶしに丁度いいだろう

「ネビロス!今はどんなダンジョンがあるのだ?」

「現在ダンジョンは2つあります」

「それだけしかないのか?!」

「はい」


どうしよう、まさかここまで参考にする物がないとは

まぁいい、オリジナルを作ればいいのだ

ネビロスに訪ねたい事があったのだ

忘れていた思い出せてよかった


「ネビロス!この世界に魔物はどのくらいいるのだ?簡単な魔物だけでいい紹介してくれ」

・スライム(ヌルヌル動くこの世界で一番弱い魔物)

・ゴブリン(剣などを使って攻撃してくるが頭が弱いので攻撃手段はとても単純)

・ライダーピッグ(凶暴化した豚にゴブリンが乗っている、まっすぐにしか走れない)

・ベビードラゴン(炎を吐くがあまり強くない、移動速度もすごく遅い)


「魔王様が今操れる魔物はこのくらいかと」

「え、少な!は?おかしいだろ!なんでだよ!」

「まだ魔王になりたての頃はみなそうです」

まぁいいけど…

なら作るか

前置き長くなりすぎたしな!うん!

だがこれからが不安すぎて怖いな…


前置き長すぎました

すいませんすいません!

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