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真実と真相)上の中

これまた、意地悪な質問をしてくれるっと苦笑をこぼす。「それが、思いつかないからこうしてだまりこくってるんだろ?」その一言で全てが振り出しに戻る。

なおも楽しそうな笑みを浮かべるアイエルをよそ目に例の少女に目を向ける。かなりの距離があるがここからでもわかる、彼女の目には光がない。生きる希望をなくした目などという抽象的なものではなく、生気を感じないのだ。彼女をあそこから助ける、それは簡単だ、、しかし…っとアイエルに視線を戻す。それではダメなのだ。ただ助けたいという理由で動けるほど、状況は優しくない。彼女を取り囲む兵隊のような奴らが揃ってつけている紋章、あれがナフカと呼ばれる組織の紋章なのだろう。現状、そのナフカとやらと敵対するのはできるだけしたくない。こちらには帰る場所もないのだ。帰る場所すらない状況で、地下世界の主に目をつけられちゃ辛いものがある。第一、彼女を助けたとしてそのあとどこへ向かえというのだ。たった1つのことをなすために、次々とのしかかる課題が、腰を重くしていく。「はぁ、全くこんなことはやりたくないんだけどな」不意につぶやく。

「とりあえず、俺は今後先考えずあの子を助けようとしている。それについてどう思う?」わかりきった質問。どう返答がくるかわかっていてする質問なんて今までしたこともなかった。結果はそのまま。いいと思うの一点張り。それもそうだ。現状彼女に何かを考えたり焦る必要はない。ただ単純に楽しんでいるのだ。この状況でどう動くかを試しているようにも感じたが…。方向性は決まった、ならあとは動くだけ。「お客さん。50リアン」の前にお会計を済ませて…「あら?お金なんて持っていらっしゃったのですか?」残念そうにぼやくアイエル。「この国に入る時に、金目の物を国の金に変えてくれるっていうから少し変えてきた。」ちなみになにを?…とアイエル。俺はぽつりと一言、「鉄」とだけ答えた。それ以上聞いてこないということは、それで納得したのだろう。どうやってとったのかまで聞いてくると予想していたが、、てか、なんでさっき残念そうだったのだろう、だいたい予想はついているが「たけみやさまが慌てる姿を見たかったからです♪」………こいつ、また人の心を読みやがって…アイエル曰く、誰かれ考えている事がわかるわけではなく、俺がわかりやすすぎるらしい。なんだか釈然としない。少しむすっとしながら店を出た。彼女までの距離は100mちょっと。こう見ると、なんでこの距離で彼女の目の色なんてわかったのだろうと純粋な疑問が浮かび上がってくるが、おそらく、いや確実に断定できる事がある。まぁ天使のなんちゃらだよなぁ

それしかありえないし、別に弊害は出てないから気にしない。たった一歩を踏み出す間にここまでものを考えられるのも、今となっては慣れた。しかし二歩目を踏み出す前に予想外の事が起きた。100m先、彼女を取り囲む男たちの頭が、同時にして飛んだ、、さすがに動揺を隠せなかったが落ち着いて状況分析する。俺は二歩目を踏み出す間、少しだけ目を上に向けていた。その間に彼らの頭はなくなっていた。銃撃された。と考えるのが妥当だが、銃声は全くなかったし、銃撃で頭が飛ぶとは考えにくい。頭を飛ばす。そのイメージ的に剣などで斬られた可能性を検討したがもちろん論外だとやめる。同時に、しかも姿を見せずに首をははねるなんてもう人じゃない。それにこの時代に剣なんて…と考えて、ふと思う。俺の存在を俺が認めているのに、俺みたいな他の存在を認めない理由がない。第3の可能性。俺みたいな特殊な能力を使える。ものの仕業、ここまで考えて3歩目。そしてまたまた予想外の事が起きた。少女の姿が消えた。しかし今回はしっかり見えた。一瞬、少女が繋がれていた高台に、誰かがいた。そして、それがいなくなると同時に少女もいなくなっていた。第3の可能性が濃厚になったことに、焦りと喜びに似た不思議な感情が湧き上がった。足が揃う。刹那にして合計2秒ほどの時間だった。遅れて、近くにいた人の悲鳴が耳に届く。「あらぁ、これは面白そうなことになりましたねぇ」っと心底楽しそうにつぶやくアイエルの声がさらに遅れてきた。

なにが面白そうだ。これで後に引けなくなった。気のせいかもしれない、だか確実に、少女を連れ去っていった何者かは、俺を見た。そして来いっと伝えた。確信はない。だがわかる。どこにいけばいいのかも。アイエルと出会ってから何度目かの説明できない確信を胸にしまいこむ。「本当に面白くなると思うのか?」ため息まじりに聞く。また、わかりきった質問。

「私にとって、どんなことも、面白いことですから、隣の畑を眺めるのが好きなのは、人間も同じでは?」違いない、と思わずにはいられない。だがわかってほしい。その畑にいるのは俺だ。はぁぁと深いため息をついて、今向かおうとしていた逆の方向へ歩みを進める。行く当てもなく、また砂漠に戻るより、幾分マシだろう。と、そう信じて………


久しぶりに書いてみました。そもそも趣味というか、想像力の発散のために書いてますし、楽しみにしてる人もいないと思うので、これからもテキトーに進みます。急に設定が変わったり、ありもしないものが出てきたりしても許して欲しいと思わずにはいられない。途中で出したいものが出た時、それを出すために投稿済みのものを手直しするのが面倒なんです。

それではまた

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