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file.1 特別事件対策室

「だから、俺じゃなくてももっと役立つ人がいるって!」

こんな風に駄々をこねているのは公安のエースと呼ばれているテロ対策室のbossである稲川鷹章いながわたかあきである。


現在は23世紀、詳しく説明すると2245年であり、ここは第三次世界大戦を経て世界一の力を持つアメリカ連邦(北アメリカ大陸連邦)と肩を並べると言ってもいいほどの経済成長を果たした日本である。


また、テロ対策室と言う名前も公安内での通称であって、正式名称は特別事件対策室と呼ばれている警察庁長官直轄の特殊部隊である。任務はテロリストとの戦闘も想定される事件においての捜査である。


その、危険性や機密性から公にはその存在を公開しておらず、また、定員はジャスト17人(室長1人+4人小隊×4)であり、さらに、各々が様々な分野でエースになれる程の実力者である。


そして今日も長官から捜査命令がきたのである。


但し、先ほど上に定員は17人と書いたが、現在、人数が16人で(鷹章は強く増員を希望しているが…)室長である鷹章が第1小隊の隊長を兼任しているのが現状である。


そして、今回出動命令が出たのは彼が受け持っている第1小隊である。


「今は第二がフリーでしよ。どうして前の件の事後処理が残っている第1に命令が来るんだ。」


「仕方がないでしょう隊長の力がないと捜査が始まらないのですから。」


こう言って彼を説得しているのは、第1小隊の副長である、尾崎恵美おざきめぐみである。彼女は、国防軍から引き抜かれた元国防軍少佐である。


「仕方がないな。今から現場に行くぞ。」


「了解しました。隊員に現場に向かうように連絡しておきます。」


「任せた。俺は先に現場に行ってくる。」


「了解しました。」


こうして彼の任務は始まるのであった。

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