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第3章 僕の能力

「ありがとう海!」

兄さんは、笑顔で言った。

「兄さん。ごめ...」

バタン

「おい海!海!!」

「兄さん、ごめん。僕には、ほかの吸血鬼のはあない能力を持つかわりにデメリットがあるんだ。」

その能力は兄さん」に言えるが、デメリットは言えない。だって兄さんがおかしくなるから。

「能力は?」

「僕が持っている能力は、兄さんみたいに人間の血を吸うとその人間は吸血鬼になるという能力でデメリットは、教えてほしい?」

「もちろんだ。」

兄さんの目は真剣」だった。

「じゃあいってもおかしくならないでね。その能力のデメリットは、僕の寿命が短くなる。」

「え?本当?」

「本当だよ。」

「あとどれくらいなの?」

兄さんの声も体も震えていた。それを見て、僕は

「あと20年くらいかな。」

と答えた。兄さんは泣いていた。全身が震えていた。僕も何故か涙が目から溢れていた。でも僕は、兄さんとたと20年過ごしたい。兄さんはどうなんだろう。二人でいたいのか、それとも別れるのか。この時の僕は予想していなかった。


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