『AI様、拝啓、エーアイ様』・・・『詩の群れ』から
『その世界、AI様、拝啓、エーアイ様』・・・『詩の群れ』から
㈠
何だか、世界が、人間じゃなく、AIが支配しているように、思われてね。
そうだろ、言葉は少ない方が適切だが、思った事を言わないのは、意味が無い気もするしね。
難しい処だよ、人間の在り方、の問題さ。
だったら、自分で自分に、手紙でも書こうかな、だろうだ。
㈡
何だってまた、馬鹿なことを思いついたな、え?
だろ、拝啓、エーアイ様、これが、主文になる冒頭の文章さ。
そして、その後には、一体何が続くんだい、だろうだ。
何も続かないさ、たったそれだけ、拝啓、エーアイ様だけ。
㈢
分かったよ、その世界、AI様、拝啓、エーアイ様、ってことで、ユーノウユアライツだろ。
そうだよ、世界が、言っているよ、お前は正しいってね、だろうだ。