いつもと同じ?
初投稿になります。ラブコメやミステリー物が書きたい。そんな想像力から生まれたのがこの小説です。初めての作品なので見苦しいところあるかと思いますが、最後までみていただけると幸いです。
毎日繰り返されていく日常。特に何が起きるわけでもない。当たり障りもなく繰り返されていく日々。平和が一番と言うがここまで何も起きないのも考えものだ。気落ちした様子を示す表現に悄然という言葉があるが・・こんな文学的な表現ではとても表しきれないこの退屈した世界に嫌気がさしてくる。
鏡達也はいつものように目線を下げながら歩いていた。目線を下げて歩くこの癖は小学校のときから変わらない・・。変えようとも思わなかった。そんな中、ふと気になって顔を上げるとそこには・・
「新入生歓迎」
新学期が始まり、まわりは各々の部活に新入生を加入させようと必死に勧誘しているようだ。ぼくは軽音楽部に所属したが、今の部活に満足していないわけではない。だが、つまらない。矛盾かもしれないがほんとにそう感じてしまう。音楽が嫌になったわけではない。だが、同じコードを幾度となく弾いていると時たま退屈さも覚える。
鏡:部活か・・そういえば最近部室行ってないや。そろそろ行かないとまた文句言われそうだな・・
?:あの・・。ちょっと聞きたいことがあるんですけど・・
鏡:はい?
この出会いが鏡達也を変えることになる。
今回は序章ということで本題のミステリーやラブコメはまだ封印です。これからもっと登場人物も増えて、当初の目的であった作品に近づくと思います。もしこの序章を読んで少しでも興味をもって頂けたなら、ぜひこれからも見てあげてください。よろしくおねがいします。 ディトより。