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真面目くんと不良ちゃん  作者: 猫十条
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プロローグ

「せんせー、いろはね、おっきくなったらおまわりさんになるの!」


「そうなんだ、どうしてお巡りさんになりたいの?」


「おかあさんをなかせるわるいひとたちをたすけてあげたいの」


「助けるって...悪い人なんでしょ?」


「うん!でもね、わるいひとたちはほんとうはわるくなかったんだよ!きっと、わるいひとになったのにはりゆうがあるの!だからいろはがたすけてあげて、いいひとにもどしてあげるんだ!」





 きっと昔のアタシは、正義感が強かったんだと思う。自分で言うのも変だけど。昔はくそ真面目だったな。それで、ダサいとか言われて、嫌がらせを受けた。昔は意味が分からなかったけど、ある日、アタシが悪いって事に気がついた。それで、思ったんだ。


 ダサいまんまじゃ駄目なんだ。


 大人にならないと、嫌われたって構わない、置いていかれるのは嫌だ


私はもう誰も信じたりしない。使える奴らは使ってやる。


そう誓ったんだ。







母が死んだあの日に。

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