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転校初日

「えーっと、じゃあ席は一番後ろの窓際のところな。」


「はい。」



指定された席まで歩いていく。


その間、クラス中の視線が自分に集まっている気がした。


「足立さん可愛い~」


「やべっ、席近い!」


そんな声が聞こえたけど、どうでもいい。


チラッ


「…。」


コチラを不思議そうに見る1人の男子生徒と目が合う。




きゃ~彼がこっち見てるわ!


ガタッ



思わず机に足をぶつけてしまった。


「あ、足立さん大丈夫…?」


あはは、と苦笑いをしておく。




よし、やっと席に着いた。なんだか長かったわね。


そこから、あの彼の席を見る。



「って、遠っ!!」



じろ


またみんなの視線が私に集まる。


「どうかしたか?」


「いえ、なんでもありません…」



今のはちょっと恥ずかしい…。


思わず俯く。


「足立さん。俺、海堂西樹。これからよろしくね。」



隣の席の人が話しかけてくれた。


ちょっとカッコ良いな…あ、もちろん彼には叶うわけないけど。



「よろしく!」



ふふふ、今日からこの学校で私の青春が始まるのか。



楽しみ♪

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