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終わりの始まりー4

光が収まると柊は平原にいた。大きい街道が通ってるだけでなんの特徴もない。


「ん・・・?ここが異世界か・・・?」

だだっ広い平原なので周りを見渡しても何もない。柊は世界神に連絡を取る方法がわからないので、世界神からの連絡を待つしかない。というわけで街道に突っ立って待つことにしたようだ。というわけで突っ立って柊は世界神からの連絡を待っているのであるが・・・・。異世界に来て三十分経過している。


(何故に連絡がこない・・・?すぐに連絡するって言

ってた気がするんだが)


その時、柊がガイア世界、つまり地球の日本にいた頃に使っていたケータイの着信音が鳴った。N○Kの歴史秘話ヒス○リアのオープニングテーマだ。


(ん?この世界にケータイなんか持ち込んでないんだけど。何故ケータイの着信音が鳴ってるんだ?)


ケータイでないのならなんなんだろう・・・と柊が考え始めたところで怒声が響いた。


『さっさとでろやあ!』


「うわぁっ!なんだなんだ?どこからだ?」


『あっ、いや、すまん。何時まで経っても出ないんでついカッとなって。ちなみにこの電話の出方はコールと叫ぶだけだ。かける時はコール○○○とかける相手の名前を言うだけ、ただし距離に応じて魔力を消費するから気をつけろよ。』


「はい、ありがとうございます。ところであなたは?」


柊が聞いていたのは世界神のお爺さんが連絡を取るということなのだ。それなのに女の子の声がしたので疑問に思ったのだ。


『ん?ああ、オレか。オレはあのクソ親父の娘の開発神だよ。』


「へ?なんで娘さんが連絡を?」


『いやあ、話すのには時間がかかるからわかりやすく言うと、かくかくしかじか・・・・と、いうわけで。わかったか?』


「いや、全然わかりません。」


『あ、やっぱり?』


かくかくしかじか・・・・が通じるのは漫画だけである。日常的にかくかくしかじかで意思疎通ができたら誰も苦労しない。


『・・・・・・・というわけ。』


「わかりました。全てあの世界神のせいですね。次あったら殴るっていっといてください。代わりに殴ってもらっても構いませんよ。」


と柊が言うと開発神は妙に張り切った声で了承した。


「それで、チートに関する説明をお願いできますか?」


『ん、柊のチートはだな、まず、世界神製のその体だ。かなりの身体能力と魔法能力を持つぞ。もちろん、全属性適応だ。あとは・・・・っと、ユニークスキルの武器操作だな。』

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