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第1話 何が起こったのでしょう?

拙作を読んでいただきありがとうございます。

この作品は息抜きで書いてるためプロットもアウトフレームもありません。

思い付きで書いております。

矛盾点が沢山出て来るはずですが温かい目で見てください。

「圧倒的ではないか! わが軍は!」

俺、本田善人<ほんだよしと>はロボットのアクションゲームにハマっている。

シュミレーションゲームの要素もありなかなかどうして面白い。

色々なパーツを組み合わせる事でオリジナルのロボットを作ることが出来る。

俺はDLCにも惜しみなくバイト代をつぎ込みオリジナルカラーである金色や銀色など特徴的な機体をいくつも作っている。

実はプログラミングの特許をいくつも持っているから働かなくても食っていける。

だが、それではだめだと思い大学に通いながらバイトをしている。

勉強とバイト三昧で交友関係は薄い。

無いのではない! 薄いだけだ! 

・・・なぜだろう。泣けてきた。

彼女なんかもいない。いない歴も年齢とイコールだ。

そんな俺もこのゲームでは一躍有名人だ。

インターネットでも好評を得ている為に機体を真似る者すら出ている。

ゲームの名前はM.U.S.H.A.。

Metal Unit Super Heavy Armors。

その略称だ。

中でも気に入ってるのは金色のオリジナルカラーを持つ「鬼神」。

他にも銀色のオリジナルカラーの「闘神」。

純白の「戦神」。

漆黒やら蒼やら色々と揃えた。

俺はごてごてとした色塗りが苦手なため単色を好んで使っている。

今日も自慢のコレクションを使いあっという間に敵を倒した。

使用する本機も強いが支援をする戦艦エクセリオンも強い事強い事。

陸、海、空、宇宙あらゆるステージに対応している為どんなところでも強力な支援が受けられる。

僚機も最高レベルの物を用意している。

MUSHAなんて名前の所為か「サムライ」や「アシガル」なんて名前が付けられている。

勿論コンプリート魂に火が付いたからすべての機体を持てるだけ持っている。

いわゆる×99まで集めたのだ。

その材料も集めに集めた。手に入れると「これ以上所持できないので換金します」何てメッセージがでる始末。

だが一言いいたい。

金もMaxまである場合その金はどこに消えるのよ?

そうしてアイテムコンプリートも称号コンプリートも何もかもコンプリートした俺は今日もネットにログインして遊んでいたが誰も入室しなくなる。

「?」と頭を捻らせると友人から電話が鳴る。

「もしもし?」

「阿保かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

「え? なんでいきなり怒鳴られてるの? 意味わからん! 意味わからん!」

「入室した奴ら片っ端から撃墜するとは何事だ! 心を折られてみんな入室しなくなったんだよ!」

「何でお前知ってるの?」

「問答無用でオメェに撃墜されたからだよ!」

「うそぉん。ごめんちゃい。」

「誠意が全く感じられねぇよ!」

五分ほど説教を食らった。

(こりゃあ今日はログインしていても誰も入ってこねぇかな?)

サーバーから抜け出しオフラインで遊ぶことにする。

小一時間ほどやってとうとう最後のコンプリートの瞬間が来た。

「十秒・・・五秒・・・はい来た! 999時間59分59秒! ついに時間までコンプしたぜ!」

するとどうだろう。

画面に見慣れないメッセージが表示される。

「うむ? Next Stage? ・・・ひょっとして隠し!?」

俺は狂喜して勿論「Yes」の表示を選ぶ。

途端に視界が黒く塗りつぶされた。



お読みいただきありがとうございました。

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