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ep.40 試験結果発表

少しタイトルを変更させていただきます

『転生貴族の領地経営』→『転生貴族の領地開拓日記』

あと、リアルな方が落ち着いてきたのでしばらくしたら息抜き程度に少し新しく書き始めようと思います。その時はぜひ見てください。

あれから、一週間経った。いや、経ってしまった⋯

みんな期待の目で見てくるがあんなことをしたらなぁ⋯(頭を過るやらかしちゃった記憶)

「なんで俺はこんなにも方向音痴なんだよ〜」

そうして、考え事をしながら歩いていたらまた迷子である。泣きっ面に蜂だよ⋯どうして、馬車で送ってもらおうと思わなかったのか。

(バカだなぁ俺って⋯)

もういっそのこと転移しちゃおうかな⋯

長距離じゃなかったら普通らしいし⋯

諦めかけて、一度大通りに戻ったとき運命はオクスに味方した。

「オクス様?こんなところで何を?」

声の方を向くとそこには、窓から身を乗り出したルーナがいた。

「ルーナお久しぶりですね」

「ええ、試験では姿をお見掛けしませんでしたが、オクス様も今から結果を見に行かれるところですよね」

「はは、そうなんですけどお恥ずかしいことに道がわからなくて・・・」

「では、一緒に行きませんか?せっかくまた会えたことですし、一緒に結果を見に行きましょう!」

そう笑顔で言ってくれた。

「それは助かります」

オクスは馬車に同席させてもらうことのなり、何とか事なきを得た。

「ところでどうしてオクス様は一人で街を?」

「それはですね。せっかくなら街を見ていこうと思っていたのですが・・・」

そう口を濁らせると

「嘘ですよね」

「ギクッ。何のことでしょうか?」

「私は生まれつき感がいいのでわかったりするんです。たぶん迷惑をかけないようにしたんじゃないですか?」

「そのとおりです・・・」

実はオクスの屋敷とレインの屋敷は結構な距離がある。しかも、学園にはオクスの屋敷は近いときた。

少しの距離のためにわざわざ頼むのも迷惑と思い、頼まずにいたのだ。

「私が言うのもなんですがきっと気遣いを持っての行動でしょうが逆効果です。きっと使用人たちは自分が信用されていないと思ってしまいますよ」

「確かにそうだったかもしれません・・・」

今まで頼りっきりになったことはなかった。前世で何でも一人でやらなければいけなかったという過去が今にも無意識に影響を与えていたのだ。

「いい助言をありがとうございますルーナ」

「いえいえ、ちょっと詳しいだけですよ。あ!学園が見えてきましたよ」

そうして二度目となる学園の門を超えることになった。

アストラリス学園それがこの学園の名前だ。

そして、この学園は国一の教育機関と言われている。それはなぜか、答えは身分という垣根を捨て払った実力主義の学園だから。つまり、身分関係なく教育が受けれる、ただ入学費などが無償化されるのは、九歳部からのためそこがどうしても差となってしまう。噂では一部の貴族がこうでもしないとなったくいかなかったらしい。

そうしているうちに馬車は開けた場所に止まり、二人は執事に手を引かれながら馬車を降りた。

「それでは行きましょう」

「うん、ルーナがいてくれて心強いです」

(誰かといる方が何かあったとき気が楽だし・・・)

「実は私も一人では少し心配だったので私からしても幸運でした」

(もしかして私を築かってくれたのでしょうか?やはり優しい方ですね)

そうして二人は別々の意味で笑いあった。

危うく甘い雰囲気が流れてきそうになったが結果が張られた掲示板の前まででやってきた。

「二人とも成績上位者だったらクラスが一緒ですね」

「そうだといいですね・・・」

正直受かっていても下の方な気がするので下から順に探していくことにした。

けれどなかなか自分の名前が見つからない。

(もしかして落ちた!?やっぱり実技が原因かなぁ)

ルーナを横目で見る限りルンルンだし受かっていたのだろう。

探せど探せど中々見つからない。ついに最後の一列上位三十人の列へと入ってしまった。

そして徐々に上に目をやっていくと七位のところにルーナの名前があった。

筆記満点実技も優秀さすが侯爵家の令嬢なだけある。

そうしてついに三位、二位と来てしまった。

(次来なかったら終わる)

そう閉じていた眼をじっくりと開けるがそ子には別の名前があった・・・

感想とか書いてくれたらうれしいなぁ・・・

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