ep.24 れっつごー王都
ごめんなさい。スマホがちょっと調子悪くて更新できませんでした。
ギルドで登録をしてから早一ヶ月経った。
あの後は大変だったよ。ステータスを見せてくれと言われた時は心臓が飛び出るかと思った。横で二人が順調に進んでいるのがうらやましかったぐらいだよ⋯
そんなことはさておき、オクスはベットに倒れ込み、カードを上に掲げた。
「これが僕の冒険者カードかー」
そこに書かれている文字は『E』とまだみすぼらしいものだがそれでもいい!あの日大きな一歩を踏み出したことに変わりはない。
(こっそりと頑張っていこう!)
そう妄想にふけっているとドアがノックされた。
「オクス入るぜ」
「あ、レイ。とういことはもう準備できちゃったの?」
「ああ、できちゃってるぜ」
その言葉によってオクスは現実へと引き戻される。
改めて今日の服を見ると、いつもと違って正装をしている。つまりあの時期なのだ⋯
(お披露目&入学時期ぃぃ)
そう一ヶ月無情のも告げられたアレだ。
「⋯わかった。今から行くよ。レイもう呼びに来てくれてありがとね」
「気にすんな。というかスイに呼んでこいって言われてな⋯邪魔だとよ⋯」
「うん、結構、あれだね。気にしたら負けだよ」
女の尻に敷かれる男だっているさ⋯
とポンと手で肩を叩いて部屋を出た。
「え?ちょっとどういう意味だよ〜!」
────────────
「オクス来たか」
レインもいつもとは違う正装をしている。いつもは適当に服着てるっぽいし。
「オクス〜!オクスにはどんな服も似合うわね〜」
とファルは手を振っていた。正装をして。
「お母様、体調は大丈夫なのですか?」
「この通り元気ピンピンよ!」
ミレイの姿が見当たらないがどうしたのだろうか?
「ミレイはどうしたのですか?」
「ミレイなら⋯」
と後ろを振り向いて
「「「「私達にお任せください!」」」」
わぁお、メイドさんたち勢揃い。確かにこれが一番安心か。防衛面は心配することはないだろうし。
「みんな任せたわよ〜」
「「「「わかりました奥様!」」」」
と一通り色々済ませたあとついに、始めての王都へ向かい始めるのだった。




