ep.1 プロローグ
「あー、今日で夏休みも終わりかぁ」
そうため息をつく俺は橘春樹どこにでもいる夏休み大好き高校生だ。
「お腹空いたな」
そう思いふと冷蔵庫を見ると空っぽだった。
「嘘だろ空っぽじゃん。しゃあない買いに行くしかないか⋯」
春樹はかけてあった季節外れの上着だけ着ると靴を履いて外へ出かけていった。
「うー、暑い」
こんなことならちゃんと着替えて来るべきだったと後悔する春樹は近くのファミレスへと向かっている。
ふとポケットに手をいれるとスマホを忘れてきたことに気がついた。
「あ、やっべ。スマホ忘れてきた。まあめんどいし、もういいや」
ここらへんなら地図なんて見なくても大丈夫だし。
と思っている時期が俺にもありました。
「ここどこぉ~」
春樹は近道をしようと自信満々に裏路地に入った結果絶賛迷子中であった。
とりあえず表通りに出ようそう考えて歩いていると表通りの明るい光が差し込んでいた。
「yあー、今日で夏休みも終わりかぁ」
そうため息をつく俺は橘春樹どこにでもいる夏休み大好き高校生だ。
「お腹空いたな」
そう思いふと冷蔵庫を見ると空っぽだった。
「嘘だろ空っぽじゃん。しゃあない買いに行くしかないか⋯」
春樹はかけてあった季節外れの上着だけ着ると靴を履いて外へ出かけていった。
「うー、暑い」
こんなことならちゃんと着替えて来るべきだったと後悔する春樹は近くのファミレスへと向かっている。
ふとポケットに手をいれるとスマホを忘れてきたことに気がついた。
「あ、やっべ。スマホ忘れてきた。まあめんどいし、もういいや」
ここらへんなら地図なんて見なくても大丈夫だし。
と思っている時期が俺にもありました。
「ここどこぉ~」
春樹は近道をしようと自信満々に裏路地に入った結果絶賛迷子中であった。
とりあえず表通りに出ようそう考えて歩いていると表通りの明るい光が差し込んでいた。
「お、何とか出れそうだ」
そろそろおなかすいてきたなぁ。
春樹がお腹をさすりながら道を歩いているとファミレスの看板を見つけた。
「あった!やっと飯にありつける!」
歓喜しながら横断歩道を渡ろうとしたその時右からすごい勢いでトラックが迫っていた。
そしてその先にはまだ小学生ぐらいの子供が歩いている。
(あのままじゃひかれる・・・)
春樹はとっさに飛び出していた。その勢いのまま少年を突き飛ばし、俺は代わりにひかれた。
キィィィと激しいブレーキ音が響いたあと、周りが騒ぎ出した。
「きゃああ!」
「早く救急車を!」
あー、体中が焼かれるように痛い。これが死ぬってことなのかな・・・
俺は頭から血を流しながらボロボロになった手を上にあげた。
「でもそっか、俺はこの手で命を救ったんだな」
その時晴也は小学生の時の夢を思い出した。
(みんなにたよられるようなみんなをたすけられるようなすごいひとになりたいです!)
俺はそんな人間になれただろうか?もし生まれ変わりが存在するならそんな人間になれるといいな・・・
と挙げていた手は力を失いパタッと地面に落ちた。
(ん?ここはどこだろう?確か俺はトラックにひかれて死んだはずじゃ)
気が付けばそこは見慣れぬ天井。
実は生きていて病院でしたというオチか?
起き上がろうと手を伸ばした時、春樹は異変に気が付いた。
(俺の手なんか小さくね?よく考えたらしゃべれないし)
実際今の俺はあうあうとかしか言えてない状態だ。まったく何が起きているのか理解に苦しむ。
すると誰かが俺の体を持ち上げた
。
「ねぇあなた、赤ちゃんがしゃべってるわ!」
「おぉ、それはめでたい!よし、お前の名前はオクス。オクス・フォン・テランだ!元気に育ってくれよ」
とほほにキスをしようとし始めた
(おい、ちょっとまって!ちょっとまってー!)
どうやら俺は転生してしまったようです。