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3/3

viraha

●キャリアを重ねても、「攻め」の姿勢を忘れずに。


【収録曲】


1.順風満帆

2.恒星天

3.春を待つ人

4.charon

5.SURVIVOR'S GUILT

6.Slow Dance

7.Ace Of Spades

8.知らぬ存ぜぬ

9.最後の少年

10.笛吹かぬとも踊る

11.WASTE


 OAUとしての稼働が活発化していることもあってか、前作から約7年もの期間を経てリリースされた、BRAHMANの新作アルバム。このように長いブランクがあったとはいえ、作風自体に大きな変化はありません。強いて言うならば、『春を待つ人』『charon』のように彼らにしては爽やかな曲が収録されていたりするのですが、中心となるのは、やはりオリエンタルな風味を感じさせるハードなナンバーとなっています。


 個人的には、後半の曲の方がより強いインパクトを感じ取ることができました。Motörhead のカバーである『Ace Of Spades』は途中で和風な雰囲気になる点がユニークですし、『知らぬ存ぜぬ』はテンポを何度も切り替えて鬼気迫る演奏を聴かせてくれます。今作を締めくくる『WASTE』は(たた)き付けるようなサウンドが強調されており、まさに彼らの真骨頂といったところでしょうか。


 今作はあえてバリエーションを絞っている感じで、『超克』『梵唄(ぼんばい)』と比べたら少々物足りない面はありましたが、その点を差し引いても充分に彼ららしい勢いのある楽曲を堪能できる一作と言えるでしょう。別段新しい音楽性を取り入れているわけではないものの、キャリアを重ねた彼らなりの「攻め」の姿勢を実感できたアルバムでした。


評価:★★★★★

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