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煌めけ、恋色の魔法  作者: Tachi
8/12

第7話「朝日」

【注意】

・これは東方Projectの二次創作小説です

・原作にない設定、キャライメージの独自解釈等を含みます


翌朝、アリスは魔理沙より早く目覚めた。太陽の光が燦燦と降り注ぐ。昨日の夜の嵐が嘘だったかのような物凄く天気の良い朝だ。アリスは早速朝食の準備に取り掛かる。

アリス「さて、魔理沙の好きなキノコ料理でも作りましょうか。」

そう独り言を呟いて、テキパキと調理を行う。キッチンからは香ばしい香りが漂う。アリスは料理が得意であり、朝食を15分くらいで作り上げた。

アリスが起きた時間はそれほど早くなく、朝食を作り終えた時点で時刻は9時丁度を示していた。

そろそろ目が覚めてもいい頃だと思うのだが、中々魔理沙が起きてこない。昨日のお祭りでは魔理沙はかなりはしゃいでいたので疲れがたまっていたのだろうか。

そんなことを考えていると、噂をすれば影がさすということなのか、魔理沙が起きてきた。

アリス「おはよう。ぐっすり眠れたみたいね。」

魔理沙「…おはよ。」

寝起きだからだろうか、魔理沙の声からいつもの元気を感じられない。それになんだか声が掠れているように聞こえる。気の所為なのだろうか。

何はともあれ2人は食卓を囲み朝食を食べ始める。が、

アリス「あれ、どうしたの…?具合でも悪いの?」

魔理沙「…なんかあんまりお腹が減ってなくてな。」

アリスが心配したのは言うまでもない。キノコ料理は魔理沙の大好物のはずなのだが、魔理沙の箸が全然進まないのである。

アリス「…もしかして、口に合わなかったかしら?」

魔理沙「いや…美味しいぜ。」

アリスは自分の味付けが魔理沙の口に合わなかったのかと思ったが、どうやらその心配は取り越し苦労であったようだ。

魔理沙「ごちそうさま。」

アリス「…お粗末さま。」

結局魔理沙は半分くらいを食べ、他は残してしまった。もとより魔理沙はそこまで食べる方ではないのだが、かといって食べ残しは滅多にする人ではない。

魔理沙「さて…私は帰るぜ。」

魔理沙がそう唐突に言って、箒に乗ろうとした瞬間だった。魔理沙の身体がふらついた。

アリスは魔理沙の食欲がないことから、密かに魔理沙の身体のことを心配して行動を見守っていた。すぐに魔理沙の元に駆け寄り、魔理沙の身体が地面に落ちる前に支える。

【作者の一言】

第7話。ここまでに伏線を隠しておきましたがこう展開してみました。さあどうなることやら。

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