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煌めけ、恋色の魔法  作者: Tachi
2/12

第1話「約束」

【注意】

・東方Projectの二次創作小説です

・原作にない設定、キャライメージの独自解釈等を含みます

もう秋だというのに暑さが残る昼下がり、七色の人形使いことアリス・マーガトロイドは昼食を済ませ、普通の魔法使い、霧雨魔理沙の住む魔法の森の一軒家『霧雨魔法店』を訪れていた。

アリス「こんにちは、魔理沙。今日はあなたにお話があって来たの。」

魔理沙「おー、そうか。散らかってるが茶くらいは出すぜ。少し上がってくれ。」

アリス「悪いわね。でも、お話はすぐに済むから、お茶は大丈夫よ。」

アリスはそう言うと、木製の、されどしっかりとした椅子に腰かける。魔理沙も少し遅れて椅子に腰かけアリスに投げかける。

魔理沙「そんで、話ってなんだ?」

アリス「そうね、端的に話すわね。今日の夜、博麗神社で秋の豊穣祭が行われるのは知ってるわよね?そこに一緒に行かないかって誘いに来たのよ。どうかしら?」

魔理沙「なるほどな。インドア派なお前が珍しいじゃないか。私も最近魔法の研究ばかりしててあまり外出もしてないし、そろそろ運動不足過ぎやしないかと思ってたところだ。たまには外に出るのもいいな。それに普段は会わない幻想郷の奴らにも挨拶くらいはしておきたいしな。(まあ、機会があればだがな。)その話、乗るぜ。」

アリス「私だってこういう時くらいは外に出るのよ。年に一度しかないお祭りだもの。…では決まりでいいわね?時間は夕方5時くらいでいいかしら。博麗神社の鳥居のところで会いましょう。楽しみにしているわ。」

魔理沙「そうかそうか。おお、いいぜ。夕方5時に博麗神社の鳥居のところな?いやー、それにしてもお祭りなんていつ振りだろうな。ここ数年はなんだかんだ忙しくて行ってられなかったからな。本当に楽しみだぜ!」

と、魔理沙は小さい子供のような無邪気な笑顔を見せる。アリスは魔理沙のこんなに嬉しそうな顔を見るのは久し振りで、自分のことのように嬉しくなった。そうして、

アリス「じゃあ一旦戻って準備してくるわね」

アリスはそう言って、鼻歌交じりに魔理沙の家を出て行った。アリスを見送ったあと、魔理沙は独り、小さく呟いた。

魔理沙「まあ実際祭りは久々だが、アリスといつか行きたいと思ってたから尚更楽しみだぜ。」

魔理沙も口笛を吹きながら、祭りへと繰り出す準備を始めた。

【作者の一言】

これがプロローグを除くと、初めての投稿。物語部分の投稿は初めてですね。まず第1話はアリスと魔理沙が約束をする場面。それなりに上手くまとまったかなと思います。

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