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コソ泥二人組の冒険記  作者: 杉崎悠
2/5

第2話

「くー!何で私がこんな目に……」

俺達はあれから数十時間程度ブタや牛と共に船旅を過していた。

「臭いし、うるさいし、気持ち悪いし」

「しょうがないだろ!俺達一応指名手配されてるんだから……」

「誰のせいよ!誰の!」

「俺のせいだけどうるさいよ!見付かったら捕まるんだぞ!」

「くっ、アレフに着いたら覚えてなさいよ」

「そんな事よりそろそろ着くぞ!」

ブーっと出航の時と同じ音が響き渡る。

「やっと、やっとなのね!」

「さっさと脱出するぞ!」

出れるんなら、こんな所一秒でも居たくないんだ。臭いし。

「オイ!お前ら!」

部屋から飛び出るとオッサンに呼び止められた。当たり前だよな、異様に臭いし。

「何よ!!」

「あっ、いや……」

相棒による威喝で怯んだ所で逃げていく。

「いや、待てええええ!」

あっオッサンの怯みが解除されたようだ。

まあ、もう遅いんだけどな。

おっさんとの距離はもう結構ある。このまま駆け抜ければ逃げられそうだ。後は降りる客に混じればいい。

「アバヨ!おっさん!」


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