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小さな玉手箱【二百文字小説集】  作者: つるめぐみ
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ある者たちの会議

 煌めく星を見ながらの会議は大詰めを迎えようとしていた。

「あれがあそこまで繁栄するとは予想外だったな」

 食材にナイフとフォークを差しこみながら、生物学者が言う。

「生態系が崩れる前にやらなければ」

「宇宙開発まで手を出すとは、こちらの身も危うい」

 眼前にあるのは青き星。

 他の生物を絶滅させるほど繁栄した生物を消化しても追いつかない。

「仕方がない。彼らの命に終止符をうつか」

 ボタンひとつで人類は終末を迎えていた。

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