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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

UG(仮)

作者: 鈴=ベル

 西暦2025年のある日、冬を迎えていない国でさえも猛烈な寒波に見舞われて世界中が凍り付いた。その時、屋外にいた生物は全て死に絶え、生き残った生物は皆屋内にいた生き物だけであった。突然起こったその現象は、日が昇っている時間に起こらなかったことが幸いして死亡した人間は少なくて済んだ。そのおかげで人に飼育されている動物もまた生き長らえることができた。世界各国で起こったこの現象の事を共通して“凍結時点”と呼称された。

 世界が凍り付いたって言うのにもかかわらず、生き物が生きていくための施設はきちんと機能しており、水道・電気・ガス・下水等々…が生き残っていた。しかし、一度外に出ようものならその生き物は一瞬で凍り付いてしまうという事態が発覚してしまってからは日本だけでなく世界各国で研究と開発が同時進行で進み始め、凍結時点より25年後には生物が地下で十分生活できるような環境が出来上がりつつあった。さらに、各地方への交通の確保・各国との貿易航路までもが地上にいた頃と何ら変わりなくできるようになっていった。

 これらの発展は全て、ある二人の男女によって研究・開発された技術であった。…開発と言うより、技術を研究し改良しただけなのだが…。まぁ、それはともかくとして今挙げた二人が日本だけでなく世界中に情報を共有させ地上の生活と同様の生活を地中(地下)で過ごせるようにした。従来の住居やビルなどあらゆる施設を長い間、地上に出しておくのは老朽を招く可能性があることから、地下での環境を整えた後それらの構造物を地下からアンカーで固定し降ろすことも成功し、地上に残るのは大量の雪と氷と死に絶えた植物・運悪く地上にいた既に凍り付き氷像と化した生物を残すのみとなった。

 後々、地上の事を“上”とだけ呼び、今住んでいる地下の事を“アンダーグラウンド(UG)”と呼びそれぞれ区別した。


今回は、”こういう方針で書いていきます”という小説紹介文のようなものです。

本編の方は、もう少し時間をおいてから書き始めていきたいと思います。


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