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サイエンス・グリモワール

作者:いみじくそう
2000年。インターネット上に、とある一つの文書がばら蒔かれた。
 そこに書かれていたのは意味不明なアルファベット列と沢山の数式。その文書は暗号化されていたのだ。
 製作者は不明。題名部分に『M』と書かれていたことから、この文書は「M文書」と呼ばれることとなった。
 一度は世界を賑わせたものの、余りにも高度に暗号化された文書は、誰にも解かれることはなかった。そして、次第に世間から忘れられて行った。
 しかし、M文書が散乱してから五年経ったある日、とある一人の数学者によってこの暗号は解かれ、文書の内容は誰しもが知ることとなった。
 そこに書かれていたのは、当時の科学力を超越する知識と技術だった。
 この文書により、世界は急激な成長をすることとなる。後に、第三次科学革命と呼ばれることとなるできごとだ。
 まるで古代に書かれた魔道書だ。と、いつしかこの文書はグリモワールと呼ばれることとなった。
 それでもなお、文書の全ての内容が解読されているわけではない。ラスト・スリーと呼ばれる、この文書の最後の三行だけは、その数学者でも解くことができなかった。
 M文書がばらまかれて十年。そのほとんどが解読されて五年になっても、未だその三行だけは沈黙を保っている。
1話
2015/02/11 18:54
2話
2015/03/16 00:03
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