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仙龍創乱3  作者: 劉・小狼
第4章
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 第4章 21

 仮面の男【劉閣】や堯閣帝ら、劉・小狼らに

敵対する者らが行動が止み、劉・小狼らの領地に

一時の平和が訪れた。


 「小狼さま。 この隙に舜炎帝の所に報告に

行っては?……」


 郭瑜は劉・小狼に大きな支援などをしてくれている

舜炎帝の所へと行くことを勧めた。

 少し考えた劉・小狼は郭瑜と趙燕を連れて、

舜炎帝の所に向かうことにした。

 その他の者らは領地の各地を手分けして

護ることになった。

 劉・小狼と郭瑜が舜炎帝の城に到着すると

舜炎帝らが手厚く、迎え入れた。


 一頻り、宴会をした翌日。


 郭瑜は動いた!

 劉・小狼が今までの報告が終わると


 「舜炎帝。実は?…… 今、 我らは堯閣帝に

手をやっているのですが…… 舜炎帝からも堯閣帝に

我らの領地を攻め入らぬように言ってくれませんか?」


 郭瑜は舜炎帝にそう言った。


 「おい。郭瑜……」


 劉・小狼は郭瑜を制しようと思ったが郭瑜が

言ったように事実、堯閣帝が領地に攻め込んでいたから

強くは郭瑜を止める事が出来なかった。

 舜炎帝も堯閣帝の不穏な動きに気付いており、


 「よし、わかった! わしから堯閣に問い正してみよう!」


 と郭瑜に言うと早速、堯閣帝に書状を送った。

 舜炎帝から手紙で劉・小狼らの領地を攻め入ったことを

問われ、


 「あ、あいつめ!」


 と堯閣帝は怒りを爆発させ、舜炎帝からの書状を破り捨て、

再び、軍勢の準備をし始めた。

 だが、今回は軍勢を動かす前に北方の仮面の男【劉閣】のもとに

使者を送った。

 堯閣帝からの使者により、自分の領地に

攻め入らないことがわかり、仮面の男【劉閣】は

金品らの見返りと引き換えに堯閣帝の龍炎国の都を

攻めないことを約束した。

 仮面の男【劉閣】の脅威がなくなった堯閣帝は

劉・小狼らの領地へと攻め入った。

 堯閣帝が劉・小狼らの領地に攻め入ったことは

舜炎帝にいる劉・小狼らのもとにも伝わった。


 「すみません。舜炎帝…… 我が領地に堯閣帝が

攻め入ったようです! 我らはここで失礼します!……」


 劉・小狼は郭瑜と共に自分の領地へと戻ろうとした。


 「ま、待つんだ…… 今回の堯閣の所業は許せん!

 わしも成敗に行く!」


 自分の領地に戻ろうとする劉・小狼と郭瑜に

舜炎帝はそう言った。

 突然の舜炎帝の発言に驚いた劉・小狼は


 「そ、それは…… この地はどうなさるのですか?」


 舜炎帝にそう言うと


 「それは安心せい! この地は我が息子・舜幻に

任せるから…… 今は堯閣の成敗が先決だ!」


 舜炎帝はそう言うと側近の兵らを纏めると

劉・小狼らと共に劉・小狼らの領地に向かった。


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