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仙龍創乱3  作者: 劉・小狼
第2章
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 第2章 9

 「き、君達は?……」


 突然、自分の前に現れた劉・小狼と趙燕に

舜炎帝は驚いていると


 「話は後です! 今は御下がりを!……」


 趙燕はそう言うと舜炎帝を庇いながら、殺気を放つ

仮面の男【劉閣】から離れた。

 仮面の男【劉閣】は起き上がり、自分の邪魔をした

劉・小狼と趙燕のことを睨みつけながら、


 「邪魔をするな! 真の王の鎧をよこせ!」


 と殺気を帯びた邪悪な気の波動を放った。

 その仮面の男【劉閣】が放った殺気を帯びた

邪悪な気の波動によって、趙燕と舜炎帝は

吹き飛ばされそうになったが劉・小狼は

その気の波動を受け止めるかのようにその場に立ち尽くし、

仮面の男【劉閣】のことを睨み付けていた。

 舜炎帝は仮面の男【劉閣】の殺気を帯びた

 舜炎帝は仮面の男【劉閣】が放つ邪悪な気の波動に

まるで動じなく、その場に立ち尽くしている

劉・小狼に驚きながら


 「一体、あの者は?……」


 と傍にいる趙燕に尋ねると趙燕も劉・小狼のことを見ながら


 「あの方はわたしのお頭【かしら】で舜炎帝さまのお味方です!」


 と答えた。


 「邪魔をするな!……」


 仮面の男【劉閣】は殺気を放ちながら、腰に携えていた

妖剣・蛇牙魅【じゃがみ】で劉・小狼に切りかかった。

 劉・小狼も腰に携えていた剣を引き抜くと

仮面の男【劉閣】の攻撃を受け止めた。

 劉・小狼が仮面の男【劉閣】の攻撃を受け止めた同時に

二人の気がぶつかり合い、爆風に似た気の風圧が

辺りに駆け抜けた。

 その気の風圧を喰らい、舜炎帝を護っていた趙燕は

舜炎帝と共に吹き飛んだ。

 仮面の男【劉閣】も暫くは劉・小狼と剣を交じり合わせていたが

自分らが生じさせた気の風圧に耐え切れなくなり、

後ろへと吹き飛んだ。


 「な、何が起こったんだ?……」


 舜炎帝は起き上がると自分に何が起こったのかと

劉・小狼の方を見ると劉・小狼の前に今、まさに劉・小狼の前から

消え去ろうとする黄金に輝く盾を見た。

 それを見た舜炎帝は驚いた顔をし、


 「そ、それは……」


 と呟いた。

 劉・小狼の前から黄金の盾が消え去ると仮面の男【劉閣】は

再び、劉・小狼に襲い掛かろうとしたが仮面の男の手は

劉・小狼と激しく衝突したせいか、手が痺れていて、

到底、劉・小狼に襲い掛かることが出来なかった。

 仮面の男【劉閣】は悔しい顔をしながら


 「勝負は預けとく! 今回は……」


 と言うと舜炎帝がいる部屋の壁を打ち破り、逃げ去った。


 「逃げたか!……」


 劉・小狼はそう呟くと疲れたようにその場に片膝を付き、

座り込んだ。

 仮面の男【劉閣】が舜炎帝の部屋の壁を破った、

物凄い音に驚いた舜炎帝を警備していた4侯らが

一斉に舜炎帝がいる部屋に集まってきた。


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