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第2話

「えーっと、八百、やお、やー...」

昇降口に掲示された名簿を咲斗は見つめていた。その場には、他に誰もおらず咲斗の小さな呟きだけが響いていた。

「あった!」

(今年は4組か...あー今年も出席番号最後か...)

咲斗は苗字が八百のため今まで出席番号が最後以外になったことがなかった。

(番号が最後だと授業中よく当てられるんだよな...)

咲斗は割とガッカリしていたが、いつもの事なのですんなり受け入れた。

(4組って他に誰居んのかな...)

咲斗は気になって、掲示板を食い入るように見ていた。

キーンコーンカーンコーン!

朝のSHR終了のブザーがなった。

(やべっ、とりあえず教室に行くか...)

教室に行けば誰が同じクラスかどうせ分かるだろうと思い、咲斗は教室へと急いだ。

(今年から3階か...上るのキツイな...)

そう感じながら、階段を駆け上がった。

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