表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

プロローグ

「ゆい姉、俺と付き合って欲しい。」

「ごめんね。サクの気持ちには応えられない」


(...またこの悪夢だ。まだ思い出してしまう。)

「つーか今何時だ?」

ふと、咲斗が時計を見ると、そこには、

「8時10分!?」

「やっべ、今日クラス替えなのに!」

静かな部屋に咲斗の立てる物音だけが響き渡る。

(とりあえずテレビつけるか。)

咲斗はリモコンを手に取りテレビの電源を入れた。

「んーと髪は軽く直して...歯をさっさと磨いて...飯は走りながらでいいや。」

洗面所に向かった咲斗は鏡に映った自分を見ながらそんなことを呟いている。

そんな中リビングから、

『今日の双子座の運勢は...残念!最下位です。焦りは禁物!周りをよく見て行動しましょう。ラッキーパーソンは初めて話す人です。』

(俺今日最下位かよ...)

「まあ新学期だし、初めて話す人なんていっぱいいるだろ。」

起床から僅か5分ほどで支度を済ませ、

(よし、忘れ物はないな!)

「いってきまーす」

咲斗は誰もいない部屋を後にした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ