表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役サブヒーローに転生してしまった俺は破滅フラグ撤去に試行錯誤で暗中模索!  作者: イナホヅミケヒ
目覚めた俺はファンタジー世界の王子!?いや国会議員だけど!?
2/3

俺はファンタジー世界の王子!?いや正確には大統領候補の議員だけど!?

……よく見りゃ

ちょっと顔つきや髪形が違うかもしれないけど…

なんて言うか、その微妙に実写化の為にマイナーチェンジされた感じ?

そりゃアニメと実写はどうしても違ってくるけど…


でも、やっぱりそうだ!

リュシアスだ!


俺がイチ推ししてるライトノベル、略してラノベが原作の

ちょっと前にTVアニメ化もされてコミカライズも勿論

ここ最近ソーシャルゲームとのコラボもよくやってた


『自分の魔法が受けず議会を追われたけどその魔法で人助けが出来ました』

略してジマギヒの……


「光の王子、リュシアス!」


リュシアスって言ったら……


ああ!何?これも夢!?まさかこの俺が


悪役サブヒーロー


ってのに転生、つまり…


生まれ変わってる~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!?


しかもあのリュシアス!?


「早く着替えてくれよな~!リュシアスさんよ!」


俺は部屋の外からティアルドに急かされる


「あ、ああ…」


あ、この白を基調とした軍服みたいなスーツが俺の制服とやらなのか?

このスーツはティアルドと色違いで酷似したスーツだからな…

絶対そうだ

それに着替えた俺は取り合えず部屋から出る


「待たせたな…」


と、ティアルドに一言


「ああ、他の王子も待たせてるから早く行くぞ~」


俺達はティアルド曰くその他の王子を待たせてる所に向かうべく

屋敷の中を歩く…


信じらんない…ジマギヒの世界と

キャラが実在するなんて……!

んで俺がその中のキャラに生まれ変わった!?


まずジマギヒの主人公のシェドマイトは

闇属性の魔法を使える魔法使い、なんだけど他の王子集団

特にリーダー格であるリュシアスに

「国のトップが闇魔法の使い手では余所の国に如何思われるのか?」

と難癖付けられてリュシアスはシェドマイトに

諸国漫遊しながら魔法の腕を磨きながら世直し、人助けをしてくれと言い渡し

その旅に出させて事実上、議会からパージしてしまう…

当然、大統領候補からも事実上外される事に

つまり事実上、追放した…


まぁその後はお決まりの萌え♀キャラハーレム無双だ

チート能力ってわけじゃないけど

主人公シェドマイトの闇魔法を駆使した柔軟な発想や工夫

(と運や♀キャラの助け)で

まぁある意味、無双状態だそこそこ割と

まるで経済番組で取り上げられる会社やそこの立役者みたいに


ここで補足だけどこのジマギヒの主人公シェドマイト達の国は

俺が元いた次元世界線で言う連邦国で大統領制

大陸とその周辺の島国を統治する

そして国民の投票によって大統領が選ばれ決まる


でも大統領候補の議員は基本的に現役の大統領が選ぶ

そこでその選び方は少々種類がある

多様性と平等性と公平性の為

なるべく色んな州の色んな地域の色んな大統領候補の議員候補が集められ

さらにその中から現役大統領が選ぶ、とあった…

とジマギヒの原作のラノベには出てたな


これまた君主制の名残りで

大統領が男性なら王、女性なら女王

んで大統領候補に選ばれた議員の男性は王子、女性は王女(姫)と

呼ぶんだよな

大統領直属の補佐官の事は

男性補佐官は王配、女性補佐官は王妃(妃)と呼ばれる。

まるで女性向けゲームの元祖の乙女ゲームにちょっと似た感じだ…


でも今はそれ以上に、その後が問題だ…


なんて考えてたら


「さぁ今日はこの部屋だ」


と立ち止まるティアルド、もう目的の部屋とやらについてしまった


「ああ…」


と、ドアを開けるとそこには


「あ、きたきた!リュシアス達!」


と洒落た踊り子みたいな格好の少年みたいな小柄な青年、

こいつは多分、風系魔法を使う風の王子ヴァンル


「まぁ大遅刻なんて無いのが当然だがな…」


とクールで頭の切れそうなインテリな眼鏡の青年

こいつは多分、水系魔法を使う王子ルーフレト


「けどさっきまでこいつリュシアスは寝ぼけてたんだぜ!?

てめーの名前もわかんなくなってるくらいにな!」


と・・・改めていかつい派手目なファッションとヘアスタイルの野郎

こいつは炎系魔法を使う王子ティアルド…


「へぇ珍しいこともあるんだな!」


面白がりながらもちょっと驚くヴァンル


「そのようだな…」


とは対照的にクールに澄まして返すルーフレト


「で…なんだ?」


と俺リュシアスは呟く


「そーだねーなにー?」


ちょっとなんだかわからなさそうなヴァンル


「本当に何なのだ…?

炎の王子ティアルドは我々をここに集めて…」


クールに無表情を装うも少々、疑問そうに言うルーフレト


「何なんだって…わかるだろお前ら!」


不遜そうにしながらもちょっと焦ってる感じのティアルド


「わからないから聞いているのだが…?」


と、俺は腕を組んでそれっぽく格好をつける


俺リュシアスやこいつらは、ちょろまかとしか出番はないけど

リュシアスはティアルドとは別方向に偉そうで

ルーフレトとも別方向な感じでクールなんだよな

そう、なんだろう、崇高な騎士みたいな感じ?騎士じゃないけど。

あ、元祖乙女ゲーの攻略ヒーローで言う光属性のヒーローみたいなんだよな


「シェドマイトの事だ!」


ちょっと叫んでる感じでティアルド


「シェドマイト……?」


俺は疑問形な尻上がりのイントネーションで

その名を言い放つ

ジマギヒの主人公、シェドマイトがなんだ?

まさか、もう…?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ