今日の夕飯は?
いつもの夕飯、それはそれは、ごくごく一般的な夕飯だ。
白米、味噌汁、焼き鮭にお新香という組み合わせだ。
ほかほかな白米が入ってる茶碗を左手で待ち、右手は、箸を使ってご飯粒を口に運ぼうとした。
しかし、あまりにも熱すぎた白米により、茶碗が耐えきれなく木っ端微塵に粉砕し、白米は天へと召されました。
突然、白米が食べれなくなったため、今度は味噌汁のお椀を左手で持ち上げた。
しかし、手に持った途端、急激に味噌汁が重たくなった。
そして、あまりにも重たすぎる味噌汁だったため、左手が耐えきれなくなり、地面に叩きつけられた。
左手は、味噌汁のお椀と地面の間に挟まると、固定化されてしまった、
そして、身動きが取れなくなった。
頑張って残りの右手を使い、残りのおかずを食べようとしたが、なかなか届かない。
そして、オカズが食べれなくなった瞬間、思わず声がこぼれた。
「今日の夕食は.....」
餓死。