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作者: 藤雅


どうしようもない悔恨の中にいて誰かのせいにすることで気持ちがほんの少し楽になったり悔恨の思いを薄れさせるきっかけになったりする。


自分にも思い当たることだ。 


そうすることで事実は何ひとつ変わることがなかったとしても。

悔恨の思いは決して消えて無くならなかったとしても


誰かが誰かのせいにして

その誰かがまた誰かのせいにして‥


一番最後に受け取った人はどうなのだろうか?

重く暗澹たる思いになるのだろうか?

それともどこか遠くから吹いてきた風のように軽く受け流せるのだろうか?


取り返しのつかない過去

投げつけた言葉 

鏡に映った自分


後から何を言っても事実はピクリとも変わらない


だからこそ一瞬一瞬を大切にしなければ

そんなありふれた答えを導き出すことしか今はできない

 

鏡に映った自分は

たったひとつの差異を除いてピタリと完全に一致する


そして過去現在未来は、しっかり揃ったジクソーパズルのように寸分も違うことを許さない

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