表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/359

燕尾服の人

 前回、桃太郎はメタリーと再会したのだがここで一つ疑問が生じる。それは、『メタリーはどうやって桃太郎のいる場所を知ったのか』だ。メタリーは、自身をドローンのように飛ばす事が出来るので、門をくぐらずとも王国内に入る事は可能である。しかし、入るだけでは桃太郎を見つけられない。メタリー自身の能力に人を捜索するものはないからだ。では、勘で地下牢に行ったのか?実は、桃太郎が兵士達に連れていかれた後、メタリーは公園に行っていたのだ。公園では、やれ『不法入国者』だの『男が連行された』だのと野次馬が揃いも揃って話していたので、メタリーは『どんな男が連行されたのだろう』と気になり、桃太郎探しを中断して地下牢に侵入した。そして、連行された男は自分の探していた桃太郎()だったというオチになった。


 地下牢の寝心地(ねごこち)は桃太郎にとってそんなに悪くはなかった。レンガブロック二個分位の小さな鉄格子(てつごうし)の窓から見える青い月は神秘的で、ボロボロのランチョンマットのようなものの上でその月を感じながら寝るということに桃太郎は風情を感じていた。そのおかげか、悪夢は見ていないようで寝顔は赤ん坊のように安らかだった。メタリーも甲羅の中できっと同じような表情をしているだろう。ついでに見張りの・・・さっきの二人ではない長身の兵士も見張りの仕事を忘れ、床に座って腕を組んで寝ていた。


 一方、城の入り口ではオペラのマスクをつけた燕尾服の人がゆっくりかつ堂々と入ろうとしていた。勿論、城の二人の門番に止められた。

 「おい、こんな夜中に何の用だ?王子に失礼だろう!」

 「礼儀作法を習ってないのかあ?このタコ。」

 二人の門番は太っているのとガリガリにやせ細っているのとで凸凹(でこぼこ)コンビのようだった。燕尾服の人は、門番に向かって五円玉のような物体が吊るされた糸を取り出し、振り子のように揺れている様子を見せた。

 「何だ、こりゃ。お前、外国から来たマジシャンか何かか?」

 「いや待て、これ・・・何かどっかで見たことがあるような気が・・・」

 太っている方は振り子のように揺れているそれをマジックか何かの道具だと思っているようだが、細い方はそれが何か知っているような感じだった。しかし、中々思い出せない。やがて、二人の門番に睡魔(すいま)が襲ってきた。

 「う~ん・・・昼間いっぱい寝たのに睡魔が・・・」

 「・・・・・何か・・・どこかで・・・」

 太っている方はすぐに寝たが細い方は中々寝ない。やがて、それが何かに気付く。

 「・・・・・・・・・あっ!!こいつ、俺達に催眠術(さいみんじゅつ)をッ!!」

 その瞬間、細い奴の顔面にパンチがお見舞いされた。

 「ぐべらッ!!」

 細い奴は気絶をした。燕尾服の人は急いで城の中に侵入した。向かう先は、桃太郎のいる地下牢だった。番人が倒された事を知らない他の兵士は呑気にあくびをしたり、スマフォのような物をつついている。

 「(仮にも罪人を捕らえているとこ位、警備を強化しなさいよ・・・)」

 燕尾服の人は呆れた。ここである一人の兵士が燕尾服の人に気付き、警報を鳴らした。

 「おい、侵入者だ!!誰か捕らえろ!!怒られるだけじゃ済まされんぞ!!」

 「何ぃ!?・・・本当だ!!門番の奴は何してんだ!!」

 燕尾服の人を捕らえようとぞろぞろと集まる兵士。あまりにも騒がしいので、王子の補佐をしている阿呆鳥がパジャマ姿で出てきた。

 「おい、てめえら何の為に雇ってると思ってんだ!!ただそこにいるだけなら赤ん坊にも出来るぞ!!きちんと給料分仕事しろや、無能共が!!」

 王子がいないので本性をさらけ出している。いつもの事なのか兵士達は動じず、阿呆鳥に向かって小声で

 「チッあの鳥、王子の補佐だか何だか知らねえが・・・ちと調子に乗っているんじゃあねえの?」

 「そう言うならお前も給料分仕事しろやって感じだよな。俺、あの鳥が仕事中に音ゲーアプリしてんの知ってるから、今度写真撮って王子に突き出してやる。」

 「王子に捨てられたら、あいつとっ捕まえてみんなでバーベキューパーティしようぜ。」

 どうやら、王子は兵士達に信頼されているようだが、阿呆鳥はされていないようだ。そのような会話をしている間、燕尾服の人は次々と来る兵士をかわしながら蹴りを入れるなどをして対抗している。軽やかな身のこなしと威力のある蹴りは『蝶のように舞い、蜂のように刺す』という言葉を体現しているかのようだった。阿呆鳥は次第に焦りだした。

 「(畜生ぉ~無能共のせいでこの俺様が王子から酷い目に遭うんだぞ!!使えねえ兵士などとっととリストラしちまえば良いものを・・・ああ、もう!!イライラするぜ・・・そもそもあの馬鹿に仕えんにゃあならん俺様の運命を呪ってやるぅ~)」

 どうやら相当王子に対して不満があったようだ。阿呆鳥はイライラを発散させる為に壁を思いっきり拳で叩いた。その間も兵士達はばったばったと倒れていく。やがて、燕尾服の人は地下牢のある建物の近くまで来た。ここで、兵士達と阿呆鳥は侵入者の目的を知った。

 「こ・・・こいつ、不法入国者を逃がす気だ!!なんとしても阻止しろッ!!いいから、するんだよおおおおおおおおおおおおッ!!」

 「チッ、鳥はどうでもいいが罪人を逃したら、王国民の王子に対する評価が暴落してしまうからな・・・阻止するぞ。」

 「おうっ!!」

 一致団結した数名の兵士達が燕尾服の人に襲いかかるッ!!しかし、燕尾服の人は動じず、ある物を取り出して兵士達に投げつけた。投げた物は、兵士達の顔面近くで煙を噴射した。

 「うおっ!?こいつ、煙玉を投げつけてきやがった!!」

 「ゲホッゴホッ・・・ブッヘェェェェェェッ!!き・・気管に入った・・・ゲッホッ!!。」

 一斉に咳こむ兵士達に阿呆鳥は、地団駄を踏みながら

 「ええい、この給料泥棒共!!役立たずのクソカス!!侵入者をまんまと逃しやがっ・・・ゲッホ、ゴッホ、ブッフォァァァ!!」

 むせていた。それはもう、心太(ところてん)が気管に入った時のようにむせていた。一方、誰も追いかけて来る者がいないと分かった燕尾服の人は、息を整える為か歩き始めた。そして建物に入ってすぐ、地下牢へ続く扉を見つけ何の迷いも無く入っていった。


 静かな地下牢ですやすやと眠っていた桃太郎は、コツコツという靴音で目が覚めた。まだ眠たいのかうっすらと目を開けると見張りの兵士ではない人影が牢屋の前に現れた。桃太郎は一瞬、 

 「(ああ、見張りの交代か・・・)」

 と、気にも留めなかったが、その後目覚めた見張りの反応でそうではない事が分かった。

 「んあ?・・・何だ、おまぶっ!!」

 見張りの兵士は倒されてしまった。それは、兵士というにはあまりにもあっけなさすぎた。まあ、所詮は雑兵(ぞうひょう)ってとこだろう。桃太郎は、一体どんな奴が来たのだろうと目を凝らして人影を見た。やがて月明かりに照らされ、燕尾服の人の姿がはっきりと見えた。

 「何だ・・・こいつ・・・」

 しかし、自然と恐怖はしなかった。普通なら、正体不明の人間が現れたら何かしら『恐怖』や『不気味さ』を感じるものなのだが、桃太郎は燕尾服の人に対して『何だ、こいつ』とは思っても、それ以上は何も感じなかった。どっちかというとどこかで会ったような、不思議な気持ちになった。燕尾服の人は見張りの兵士から牢の鍵を盗み出すと、錠を外して鉄格子のドア部分を開けた。

 「さあ、早く出て。すぐ、兵士達が来る。」

 燕尾服の人は桃太郎をせかすように言った。しかし、あまりにもいきなりすぎたので桃太郎はぽかんとしている。

 「何をしているの。早く!!」

 「あ・・・いや・・・」

 桃太郎は混乱した。いきなり、不思議な燕尾服の人が来て、助けてくれるという展開に『ラッキー』と思えばいいのか、『絶対、裏がある』と思えばいいのか分からなかったからだ。しかし、メタリーはこの展開を『ラッキー』と捉えたらしく、

 「やりましたね!これで晴れて自由の身ですよ!!」

 とか言って、完全に浮かれていた。

 「いや、待てよ。何かの罠かもしれないだろ?」

 桃太郎はメタリーを捕まえ、コソコソと話した。何事も用心に越した事はない。

 「大丈夫大丈夫大丈夫!!僕が保証します。」

 「おー・・・こんな頼りねえ『大丈夫』は生まれて初めて聞いた。」

 頼りないのは『大丈夫』だけではなく、それを言った亀自体も全く頼りないと言っても過言ではない。

 「人間、勇気を持って一歩を踏み出せば上手くいくものですよ。」

 「ほー、亀がそれを語るのか。」

 コソコソ話している二人に燕尾服の人はさすがにイライラしたのか

 「い・い・か・らッ!!早く出なさい!!」

 と怒鳴った。その瞬間、桃太郎の体がふわっと浮いた感じがしたのは気のせいではないだろう。



 侵入者の事は寝室で眠っていたウマシカ王子の耳に既に入っていた。ウマシカ王子は、ベッドから起き上がると報告をしに来た兵士に言った。

 「朕の城に無断で入った挙句、眠りを妨げるとはいい度胸じゃないか・・・その侵入者というのは関所の番人が言っていた奴か?今すぐ、捕まえてここへ連れて来い!!」

 眠りを妨げられた王子は酷く機嫌が悪く、声圧が凄かった。

 「は・・・はいぃっ!!」

 兵士は怯え、逃げるかのように王子の部屋から出て行った。そして、溜息をつきながら頭を左手で押さえて言った。

 「・・・阿呆鳥・・・奴の給料を80%カットしなければならないなあ~・・・カットした分の金でこの前陰キャに汚された靴をネットオークションで買うとしよう。」

 完全なとばっちりである。これでは阿呆鳥が普段から王子に対して不満があるのも納得が出来る。ウマシカ王子は、目が覚めたついでに部屋にあるパソコンを立ち上げた。どうやら、この間の靴を探しているようだ。汚されただけだから綺麗に洗えばそれで済むと思うが、ウマシカ王子はその辺かなり神経質な性格のようだ。



 「いたぞぉぉぉぉぉぉぉ!!捕まえろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 ブオォ~と一人の兵士がほら貝のような物を吹いて、周りの兵士達に知らせる。それを聞いた他の兵士達は『オラァ!!』とか『ウラァ!!』などと雄叫(おたけ)びのようなものを上げながら、走っている桃太郎達に迫ってきた。しかし、燕尾服の人の出すアイテムに成す術がないのかあっさりとやられている。その様子を見た桃太郎は心の中で

 「(この人が強すぎるのか、あいつらが弱すぎるのか・・・多分、あいつらが弱すぎるんだろうなあ。こんなんで今までよく兵士が務まったな・・・アイテムすら冷静に対処出来ないとか防衛力ゼロに等しいぞ・・・)」

 とか思っていた。桃太郎の肩に乗っかっているメタリーはまるでボクシングの試合を見てるかのように

 「いいですねぇ!!もっとこうボッコボコに・・・そう、そこ・・・いけぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!」

 と楽しそうに手を前にシュッシュッと突き出して一人だけ白熱していた。空しいとは思わないのだろうか。ここで、燕尾服の人は小型機械を取り出し、言った。

 「私につかまって!!」

 桃太郎は、燕尾服の人に言われるがまま腰に腕を回しつかまった。燕尾服で見た感じ分からなかったが、細い体格をしていた。燕尾服の人はつかまったのが分かると、小型機械のボタンを押してロープを上に射出した。やがて、そのロープの先端が上のどこかに引っかかったのを確認すると、もう一度ボタンを押した。するとメジャーが巻き戻るように先端部分まで移動した。

 「(おお・・・ゲームで見たことあるぞ。・・・・・ああクソ!無性にゲームがやりたくなった・・・とっとと『ラピス』・・・だっけか?あれ集めて帰らねえとな・・・。)」

 そんな事考える前にまずはここから無事に脱出するのが先だろ桃太郎よ。

 「おい、どこ行った?」

 「知らないよ。」

 「こっちへ来たのは分かっているが・・・」

 追ってきた兵士達は、桃太郎達を見失った。

 「隠れているんじゃないか?」

 「どこ隠れるんだよ。木とか生えてるけど人間の体じゃあ隠れきれねえだろ。」

 「確かに。」

 あーだこーだと言い合っている兵士達は、屋根の上に桃太郎達がいるのをまだ気付いていない。

 「(よし・・・後は気付かれずにゆっくりと脱出すれば逃げれる!!)」

 桃太郎は心の中でガッツポーズをした。その時、口角がにやあと上がったように見えたのは気のせいではないだろう。燕尾服の人は勝ち誇っている桃太郎に手でしゃがむように合図をした。まだ脱出は出来ていないので油断は出来ない。ここは一時、下の兵士達がどこかへ行くのを待って移動をした方が良いだろう。一方、上にいるとは知らずに周りを捜索しているチャラチャラした兵士がこんな事を言っていた。

 「めんどくせえからこの辺のどっかに灯油ばらまいてから火をつけてあぶりだそうぜ?」

 とてもまともとは言い難い発言である。その発言に五十代位の兵士が大きな声で怒鳴り散らした。

 「馬鹿野郎!!城を燃やす気か!?隅々まで探すんだよ!!・・・まったく、最近の若いもんは根性が無いというか何というか・・・」

 やれやれと大きく溜息をつく五十代位の兵士にチャラチャラした兵士が言い返す。

 「あのさ、おっさん。そんなに怒鳴る事ないんじゃねえの?後半の根性云々も関係ねえしよお・・・もしかして、あ・た・ま・イカレちゃってんスかあ~?」

 『イカレてんのはお前の頭だろう』と言わんばかりに他の兵士達がチャラ兵士を見る。五十代位の兵士はむかっ腹が立ったのかチャラ兵士の胸ぐらを掴み、拳を振り上げた。その瞬間、周りの兵士達の何名かが止めに入った。

 「ちょっと落ち着いて下さい!!今は侵入者を探すのが先ですよ!!」

 「そうだよ。これだから老害は困るんだよなあ。」

 この状況になってもまだ煽るチャラ兵士。さすがに取り押さえてる方もイラッときたようだ。

 「お前も黙ってろ!!」

 「は?・・・うっざ。」

 「この野郎ぉ~・・・お前!!」

 ボゴッと殴る音が響いた。ミイラ取りがミイラになった瞬間であった。これを機に兵士達は仲間割れをし始め、肝心の侵入者及び脱走者の捕獲の命令を完全に忘れてしまった。上からその様子を見ていた桃太郎は

 「(しめた!!あいつら俺達を捕まえるのをそっちのけで、仲間割れをし始めたぞ。これは、確実に逃げ切れるな・・・。)」

 と、勝利を確信した。しかし、ここで予想外の事が起こる。

 「やーいやいやい!!馬鹿な兵士さん達、おしりぺんぺんぺーん!!」

 メタリーが仲間割れをしている兵士達を大声で煽ったのだ。

 「このクソ亀!!なんて事しやがる!!」

 桃太郎は急いでメタリーの口を手で塞いだが、もう手遅れだった。

 「いたぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!上だ、上にいる!!」

 兵士達が通信機のような物で仲間に連絡を入れている。桃太郎はメタリーを掴み、責めた。

 「お前、マジでろくな事しねえなあ!?」

 「そ・・・そんなに責めないで下さいよ・・・人間、誰しも失敗はするもの・・・」

 「お前、亀だろ。」

 心なしかメタリーを掴んでいる手に今までより力が入っているように見える。燕尾服の人は溜息をつきつつ、どこからか黒いランドセルのような物を取り出した。そして、それを背負うと桃太郎に向かって走り出し

 「ちょっと・・・ごめん!!」

 と、一言桃太郎に告げるとひょいっとお姫様抱っこをして屋根から飛び出した。

 「・・・え?」

 桃太郎は一瞬の出来事だったので、何が起こったのか分からなかった。下にいる兵士達も目を丸くしてその様子を見ている。飛び出して二秒後、ランドセルは底の部分から煙を噴射した。その瞬間、スペースシャトルが発進するような音を出しながら上に上昇した。

 「な・・・何だあ!?」

 下にいる兵士達は揃いも揃って目ん玉を飛び出す勢いで驚愕した。中にはスマフォのような物を使って写真を撮っている者もいる。しかし、一番驚いているのはお姫様抱っこをされながら一緒に飛んでいる桃太郎である。

 「(ええ・・・これ一体どういう状況!?お姫様抱っこされてんのお!?俺があ!?)」

 この状況は、絶対知り合いに見られたくないレベルのものである。桃太郎は、燕尾服の人がどんな奴なのかちらっと顔を見た。オペラのマスクではっきりとは分からなかったが、やはりどこかで見覚えのある雰囲気を感じ取った。

 「(・・・やっぱ、この人・・・どっかで見たんだよなあ~・・・)」

 じっと顔を見ていたら燕尾服の人に気付かれたので、桃太郎はすぐに顔を逸らした。燕尾服の人の正体を考えている内に二人は、城の外へ脱出する事に成功した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ