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終焉のロンド  作者: 玖苑
2/5

越えられない壁

この世の中は理不尽でできている

生きている上で俺は決意した

俺は強くなる

誰よりもあのクソ会長よりも


「ッ!!」

「どうした?鴉蓮それで終わりか?」

この学園の最高権力者であり、最強と言われるのが生徒会長の時雨。

少しでも強くなろうと毎朝こいつを襲うが正直、触れることすらできない。

俺が放つ魔法は片手のみでかき消され、双剣で切りかかっても簡単に受け止められる

悔しいが今の俺じゃこいつに勝てない

時「…時間切れだ」

時計の針は授業の始まりを指していた

鴉「…っ」

また勝てなかった

いや、俺がこいつに勝てたことは一度もない

出会ってから今に至るまでずっと

偉そうで大嫌いな奴

本気で挑んでるのに傷一つつけることすらできない

圧倒的な強さを前に俺は膝をつく

時「…今日でお前がこの学園に来てちょうど一ヶ月 それと同時に玖苑が消えた日だ」

主「…」

玖苑

彼女は俺の唯一の話し相手でそして大切な人だった

俺の大切な恋人だった



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