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聖樹の国の禁呪使い  作者: 篠崎芳
聖樹の国の禁呪使い 第一部
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第45話「微かな異変」

 今年の聖遺跡は、何かが違う。


 そんな話を耳にしたのは、獅子組の教室に入り、キュリエさんとセシリーさんが挨拶を交わし合った後のことだった。


「おはようございます、キュリエ」

「ああ……おはよう、セシリー。……今日も早いんだな」

「ええ、朝は強いのです」

「そうか。私は……朝は苦手だな」


 キュリエさんが席に着く。


 ぱっと見、二人の距離感は以前と変わらない。

 ベタベタと馴れ合う感じもない。

 が、その雰囲気から、二人の間にあったギスギスとした空気が大分緩和されていることがわかった。

 意外そうな顔をしたのはジークさんだけでなく、他の生徒たちもだった。

 まあ、一昨日あんな風にやり合った二人がこうして普通にコミュニケーションを取っているのを見たら、驚くのも無理はあるまい。


「意外か?」


 キュリエさんが聞いてくる。

 俺は笑って、


「確かに、意外って気持ちもありますけどね……けど何より、嬉しいです」


 と言った。

 すると、キュリエさんは、


「……よかったな」


 とだけ返した。

 表情はいつものクールなキュリエさんだ。

 けど……明らかに声の調子は柔らかい。


 と、誰かの指が俺の肩をつついた。


「おはようございます、クロヒコ」


 いつもの笑みを浮かべたセシリーさんが、横に立っていた。


「あ、おはようございます、セシリーさん。……昨日は、すみませんでした」

「いえ、お気になさらず。……というより、わたしも反省しました。学園長の言う通り、いつの間にか自分の気持ちの方が優先になって……あなたのことを、おざなりにしていたのかもしれません。それと――」


 セシリーさんが、キュリエさんを一瞥する。


「もう彼女から聞いたかもしれませんが……わたしたち、互いの間にあったわだかまりが多少、解けまして」

「らしいですね」

「一応は和解、ということになるでしょうか。協定も結びましたしね」

「協定……ですか?」

「ええ、色々と。……気になりますか?」

「そりゃあ……気にはなりますけど」

「ヒミツです」


 ヒミツらしい。

 俺は小さく笑みを作る。


「じゃあ、時が来たら教えてください。セシリーさんのタイミングでいいですから」


 虚を突かれたような顔をするセシリーさん。

 が、すぐに彼女は微笑を取り戻し、


「……なんだか少し頼もしくなったような感じがしますけど、何かありました?」


 と聞いてきた。


「まあ……強い男になれるよう、精神的にも鍛練中ってことで。……や、実際のところ、けっこう無理してますけどね」


 無理を認めつつ、苦笑する。

 ま……少しずつ、だな。


 セシリーさんが暫し、興味深げに俺を観察する。


「……なるほど。そうですね、強くあろうとするのは、よいことだと思います。……期待していいんでしょうか?」

「えーっと……期待しすぎない程度に、期待しててください」


 ぺこりと頭を下げる。


「では、期待しちゃいますね?」


 にこやかにそう言った後、セシリーさんが表情から笑みを消した。

 そして、切り出した。


「ところで……攻略班のことなのですが」

「ええ」

「聖遺跡は当初の予定通り、わたし、ジーク、ヒルギスの三人で攻略することにしました。あなたのことと聖遺跡攻略のことは、今は切り離して考えます」

「まずは、越えるべき相手を越えることを、目指すんですね?」


 力強くセシリーさんが頷く。


「はい。元から決めていたことも達成できないようでは……あなたと攻略班を組む資格もないと、思い直しまして。だからせめて、この一年は、彼らと三人で攻略するつもりです」

「そうですか……」


 彼女の表情からは、固い決意が見て取れる。

 俺は手を差し出した。


「聖遺跡攻略ではライバルとなるわけですが……お互い、がんばりましょう」


 またもやセシリーさんは呆気に取られたようだったが、すぐに吐息まじりの微笑みを浮かべると、手を握り返してくれた。


「どうやら、あなたも色々とふっ切れたみたいですね。わかりました、よき競争相手として、お互い研鑽を積みましょう。……ね、キュリエ?」


 と、キュリエさんに微笑みかけるセシリーさん。


「ああ。……ま、無理のない程度にな」


 視線は前方に固定したまま、キュリエさんは軽く手を挙げて応えた。


「それから、わたしたちのことを比べられないくらい好きだと告白してくれたクロヒコのことも……無理のない程度に、ですよね?」


 教室内が、セシリーさんの放った一言に、ざわっ、となった。


 ……あの、セシリーさん?


 キュリエさんが、呆れの息をつく。


「……おまえなぁ、今の、わざと聞こえるように言っただろ?」

「クロヒコが欲しいという気持ちは、今も変わっていませんから。ただ……今はキュリエのことも、同じくらい好きですよ?」

「フン……だから人を好きとか、そう簡単にだな……」


 キュリエさんは額をおさえながら、やれやれ、と首を振る。

 その手の下の頬は微かに、桜色に染まっている。


 …………。


 その後だった。


 ようやく教室の空気が落ち着きを見せはじめたところで――何人かの生徒が、聖遺跡の噂について話しはじめたのは。


 セシリーさんも、噂のことは知っていたらしい。

 噂を知らなかった俺とキュリエさんは、セシリーさんから説明を受けた。


 今年の聖遺跡は例年と比べ、どうも様子がおかしい。


 この噂は元々、去年と一昨年も聖遺跡に潜っている上級生たちの間で囁かれはじめたものらしい。

 よく言われることは、今のところ二つ。


 異種の出現率の高さ。

 そして、魔物の出現数の妙なばらつきである。


 これらは聖遺跡攻略において大きな壁となる。

 脅威度の高い異種との遭遇率が増え、さらに魔物の数自体が多いとなれば、攻略難度はぐんと跳ね上がってしまう。


 そのため、聖樹士の選抜試験を来年に控える三年生たちは、頭を抱えているという。

 小聖位の順位が選抜試験にも影響を及ぼすからだ。

 さらには、下級生にも噂が広がったことで、聖遺跡に行くのを躊躇する一年生もぽつぽつと増えだしたとか。


 これはあくまで噂であり、今はまだ、上級生の体感的なレベルの話らしいが……。


「まあ、わたしはその程度で聖遺跡攻略を諦めるつもりなど毛頭ありませんが……一応、頭の隅には留めておいた方がよいかもしれません」

「わかりました。ありがとうございます」


 俺が礼を言うと、セシリーさんは席に戻っていった。


 時計を見る。

 そろそろ朝の登時報告がはじまる時間だ。

 と、


「あー! 来ちまったぜ! 淀んだ空気のシケた教室に、今日も来ちまったぜ!」


 来てしまった。

 麻呂が。


「お? なんだこりゃ?」


 麻呂が、教壇の上に載っていた四角い布をつまみ上げた。

 多分ハンカチだろう。

 レースのついた淡いレモン色の、可愛らしいハンカチだ。

 落し物を親切な生徒が拾って、置いておいたのだろうか?


「うぉ、きったねぇ! 年季ものかよ!? さっさと捨てちまえ、こんなもん! てか、誰のだよ! 名乗り出ろや、おらぁ!」

「……あー、それは、おれのなんだが」

「あぁ!?」


 ばっ、と麻呂が後ろを振り向く。


「げぇ!? ヨゼフ教官!」


 ごほんっ、と重々しく咳払いするヨゼフ教官。


「記念日に妻からもらった大事なものなんだが、どこかで落としてしまったらしくてな。今まで探し回っていたんだ……そうか、誰かが拾ってくれたのか。……拾ってくれた生徒には、感謝する」

「ま、待ってください、ヨゼフ教官! そ、そうだ……実は廊下で『お? なんだこりゃ? うぉ、きったねぇ! 年季ものかよ!? さっさと捨てちまえ、こんなもん! てか、誰のだよ! 名乗り出ろや、おらぁ!』などと無礼千万なことをほざいていた生徒から、おれが奪い返したんです! さっきのは、拾った時の状況を、獅子組の生徒どもに説明していて……!」

「……わかったから、返してくれるか?」

「も、もちろんです! いやぁ、教官の奥さんは、実に趣味がよろしい!」

「……わかったから、返せ」

「……ぃっす」


 …………。

 麻呂よ。

 どこに向かおうとしているんだ、おまえは……。


          *



 登時報告では、聖遺跡攻略のため、アイラさんが休みであることが伝えられた。

 昨日から、聖遺跡に潜っているらしい。


 それから、王都で起きた殺人事件の犯人は、未だ捕まっていない模様。


 そして登時報告の後の教養授業が終わると、次は戦闘授業である。


          *


 第一修練場には今日も剣を切り結ぶ音が響いていた。


 抜けるような青空の下、俺はキュリエさんと剣戟を交わし合っている。


 俺の剣を振るうスピードは昨日よりも格段に上がっていた。

 なんというか……『戦闘における勘』みたいなものが、自分の中に備わりつつある気がする。

 それに、驚くほど、身体が軽い。

 ただ――


 どくんっ。


 …………。

 そう。

 これだ。


 火花を散らしそうな勢いでキュリエさんと剣を打ち合いながら、俺は、自分の内から『這い出てくるもの』を、意識する。


 主に、戦闘行為をする際に湧き上がってくる、この感覚。

 が、この感覚に身を委ねると――意識を、持っていかれてしまう。


 模擬試合の時も、昨日の戦闘授業の時も、そうだった。

 聖遺跡でゴブリンと戦った時も、この感覚が全身に満ちかけた。


 …………。


 気づきかけては、いたのかもしれない。

 クラリスさんから、禁呪王の物語を聞いた時――


 禁呪王が『獣』になったという物語の後半部分を聞いた、その時から。


 昨日……寝る前、ずっとベッドの中で考えていた。

 禁呪が『禁呪』たる所以について。


 ……まだ確信にまでは至っていない。

 自分の中にある、憶測という名の霧を完全に振り払うには、まだ足りない。


 が、

 

 頭に響く声。

 もっていかれる意識。

 そして……俺の中にある、予兆めいた感覚。


 そこまでいけば、おのずと見えてくるものがある。


 異変――というべきもの。


 キュリエさんが指摘した、俺の身体の変化。

 なんの剣術の心得もない俺が、実力者たちから褒められた理由。


 …………。

 目を、逸らしていたのかもしれない。

 思考が『仮説』に辿りついた時、怖くなって、思わず目を逸らしてしまったのかもしれない。


 でも……強くなると、決めたんだ。


 だから、今はもう、目を逸らすわけにはいかない。


 昨日、クラリスさんと禁呪のデメリットについて話した時、俺は『デメリットだという実感がないのかもしれない』と言った。

 ならば――


 その通りに、してやる。


 この力を、俺にとっての、『メリット』にしてやる。

 今朝、キュリエさんに言ったことは本気だ。

 そして、もし将来、実際に第6院の人間と戦うことになったら――この力は絶対、武器になる。


 この力はおそらく、一時的、あるいは継続的に身体能力や感覚を高める、いわゆるブーストみたいなものなんだろう。

 その代わり、ブースト中は、何か『危ういもの』と意識が繋がってしまう……。


 …………。


 だが俺は、この力を、使う。

 使いこなして、みせる。

 なんとしてでも。


 なんと、してでもだ。


 さらに斬撃の速度を上昇させる。

 それに合わせて、キュリエさんも速度を上げてくる。


 ――どくんっ。


 喰らえ。

 喰ラ――


 ここ。


 ここだ。


 ここで意識を持って行かれないよう、『俺』の意識を、切り離せれば――


 喰――


 ――できるのか?


 いや『できるのか』じゃない――


 やるんだよ……!


 できなきゃ……しょうがないだろうが!


 その時。


 両者の剣が、激しく弾き合った。


「――――」


 動きが、止まる。


 俺は全身に、びっしょり汗かいていた。

 息は荒い。

 だが、


「…………」


 ……でき、た?


 うん。

 意識は、飛んでいない。

 あの『声』も……もう聞こえない。


 つまり――やれた、わけだ。


 俺の意識が侵蝕され切る前に……切り離し、成功。


「…………」


 今後の課題は、『俺』の意識を保ちつつ、どれだけこの『感覚』を維持できるか、だな……。

 それと、意識を侵蝕から切り離した直後の硬直時間を、どこまで短くできるか……か。


「おまえ、大丈夫か?」


 様子を窺いながら、キュリエさんが尋ねてきた。

 俺は呼吸を整え……そして、再び剣を構え直す。


「はい、大丈夫です……続き、お願いします!」

「……わかった。いくぞ」

「はい!」


 キュリエさんとの打ち合いを再開する。


 …………。


 やれる。


 この力から逃げるのではなく……この力を、俺は使いこなしてみせる。


 感覚に、喰われるのではなく。


 この感覚が生み出す力を、『俺』が、喰らってやる――。


          *


「明後日だ」


 戦闘授業が終わり、イザベラ教官がいなくなった後で、キュリエさんがそう言った。


「明後日、聖遺跡に行く」

「…………」


 いよいよか。


「俺、いけますか?」

「私の判断ではな。ただし、その日は最高でも四階層までだ」

「ということは……『守護種』は避ける方向で?」

「ああ、今回はな」


 守護種とは、五の倍数の階層の直前階層に必ずいる……まあ、ゲーム的にいえば、中ボスみたいな魔物のことである。

 基本、この守護種を倒さないと次の階層に行くことはできない。


 去年の卒業生の最高到達階層が、第十九層。

 セシリーさんのお兄さんたちが塗り替える前の最高記録が、第二十四層。

 そして、セシリーさんのお兄さんたちが打ち立てた最高記録が、第二十九層。


 そう。

 どれも、五の倍数階層の、一つ前までなのである。


 つまりこれは、五の倍数階層の直前階層にいる守護種を倒すことができず、そこで足止めを喰ったということを示している。


「ああ、それと……今日の授業後は予定通り聖遺跡攻略の準備をするから、覚えておけよ」

「はい!」


          *


 その日の昼食は、食堂でキュリエさんと一緒に食べた。


 何気にキュリエさんとは、初昼食である。

 見ると、セシリーさんは離れたところで、いつもの二人と席を囲んでいる。

 俺の視線の先を追った後、キュリエさんが言った。


「明日は、セシリーと一緒に食べてやれ」

「え?」

「取り決めだよ。おまえとの昼食は私とセシリーと交互に、ってことになったんだ」

「あのぅ」

「なんだ?」

「三人でってのは、駄目なんですか?」

「……あいつが、二人で話す時間も欲しいんだとさ」

「何か、不満そうですね」


 そこでキュリエさんが、何か思い出した顔になる。


「……いや、あんな風に頼まれたら、さすがに断れんよ。多分、男だったら一発でどうにかなってしまうだろう。なんたって女の私ですら危うかったからな……あいつ案外、根っこは魔性の女なのかもしれんぞ」

「…………」


 どんな風に頼んだんだろう?

 キュリエさんが降参するなんて、よっぽどな気がするけど……。


          *


 授業後、俺とキュリエさんは、聖遺跡会館へと向かった。

 そこで俺たちは、最低限必要の道具を買い揃え、遺跡攻略の準備を整えた。


 と、ある程度準備を終えたところで、面倒そうな顔をしたキュリエさんが、ほれ、と手を差し出してきた。


「その中から銀貨三枚、私に寄越せ」 

「はい」


 銀貨三枚をキュリエさんの掌に置く。


「…………」

「どうしました?」

「……いやにあっさり渡すんだな」

「だってキュリエさんのこと、信頼してますし」

「……フン、このお人好しが」


 そう言いつつも照れているのがわかるあたり、キュリエさんの態度もけっこう柔和になった気がする。


「この金で明日、おまえに適してそうな装備を、街で見繕ってきてやるよ。……本当は私の手持ちの金が潤沢にあれば、それで買ってやりたいところなんだがな」

「そんな……見繕ってもらえるだけで、ありがたいですよ」


 さすがに武器の良し悪しまでは、まだ俺にはわからない。

 だから正直、とても助かる。


「その銀貨三枚で、大丈夫そうですか?」

「大丈夫だ。なんとかする」


 この国の物価は、前の世界とは違う。

 そして武器や防具の相場なども、やはりまだ俺はよくわかっていない。

 学園で普通に生活していると、何かをお金で買うことがほとんどないから、なおさらものの値段に触れる機会が少ない。

 物価がいまいち掴めていないのは、そのせいもあるのだろう。


「あの、俺も一緒に行った方がいいですかね?」

「いや、おまえは学園に残って基礎訓練だ」

「わかりました。キュリエさんがそう言うなら。じゃあ、よろしくお願いします」

「任せておけ」


          *


 そして翌日も、いつも通り登校し、授業を終えた。


 授業が終わると、キュリエさんはそのまま街へ。

 一方、俺は教官に頼んで修練場を借りた。

 それからキュリエさんの言いつけ通り、一人で基礎鍛錬をこなした。


 その日は、セシリーさんと二人で昼食をとったりもしたが、大方、昨日と変わらぬ生活だった(ちなみに昼食時にセシリーさんと交わしたのは、ほとんどが世間話みたいなものだった)。


 ただ、平穏だったのは……あくまで俺の学園生活の話で。

 学園の坂の下に広がる街の方では、不穏な空気が広がりはじめていた。


 朝、登時報告でヨゼフ教官から伝えられたのは、例の殺人事件の続報だった。


 昨夜、衛兵が二人、事件の犯人と思しき者に殺されたとのこと。

 衛兵たちはなかなかの剣の腕前だったとのことだが、両者とも、一撃で殺されていたという。

 これをうけ、聖樹騎士団が、犯人捜しへ乗り出すこととなったらしい。


 とはいえ、その事件が特に俺の生活へ影響を及ぼすわけでもなく。

 せいぜい、犯人は夜に活動しているようだから夜は街へ行かないようにとの注意喚起が、学園側から生徒になされたくらいである。


 そして、さらに翌日、


「ほら、今日から素振りは、これでするといい。一日二日じゃすぐには馴染まないかもしれないが、長さや大きさはこの授業で使っていたものとそう変わらないから、まあ、それなりに扱いやすいだろう」


 戦闘授業がはじまった際、俺はキュリエさんから、一本の剣を手渡された。

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