5話
side神裂零
「で、君の名前はなんていうんだ?」
「えっ、あ、零です」
「レイか、私はアリアという。で、レイ 大丈夫か?怪我などはしてないか?」「はい、相手もあんまり強くなかったので・・・」
「うん?レイは探索者なのか?」
「いえ、まだ違います」
「まだ、ということはこれからなるんだろう?」
「まぁ、一応・・・」
「よし!なら、私がレイに色々教えてやろう」
なんか、さっきの門番とか この人もそうだけど、都合がいいな。神様パワーか何かか?
「本当ですか?それは助かります」
「ふむ、では私のとっている宿まで行こう」
~~~~~~~~~~~
到着っと、うん、普通の宿だね で、今は俺が椅子に座っていてそれをアリアさんがめっちゃ見てくる。
えっ、気まずいんだけど・・・
「レイはどれくらい強いんだ?レイがやった相手は曲がりなりにも探索者だ。普通探索者に一般人は勝てない」
あ~、そういえば俺どれくらい強いんだろ?
「ケンカとかあまりしたこと無いんで分からないです」
「そうか、まぁいい。さて、探索者について説明しようか」
~~~~説明中~~~~
手抜きだね
で、わかったことは
1、探索者とはダンジョンなどに潜る仕事
2、神殿に行って自分に一番合う神様から加護を受けることによって、肉体など強化される
3、その後ギルドで登録
そうして、探索者になることができる
「なるほどね。あ、あと聞きたいんだけどアリアのレベルっていくつ?」
「私はレベル32だ。まぁ普通の探索者のレベルだな」
さっきの大男はレベルが25だったから、普通より下ぐらいなのかな?
それより弱いのか、ヒョロ男は・・・・。
じゃあ、ヒョロ男のレベルが今の俺の実力になるって考えればいいかな?
「ねぇ、ヒョロ男はどれくらい強いの?」
「ヒョロ男?・・・・あぁ魔法使いか。あっちの方は大体10~15位じゃないか?そこまで強くなかったしな」
10~15か、弱いなヒョロ男
「でも、レイは神殿に行ってもないのに弱いといえ探索者を倒したんだ。レイが探索者になってレベルアップすればかなり強くなれるはずだ」
まぁ、神様のお陰だけどね
「じゃあ、明日神殿に行こう思うんだけど・・・」
「そうか、なら私も付いていこう。まだ分からないこともあるだろうからな」
「助かるよ、ありがとう」
「宿はどうするつもりだ?」
あ~考えでなかった
どうしよ?
「考えて無いならこの宿にするといい。ここは安いからな」
「じゃあここにするよ。
色々教えてくれてありがとう、アリアさん。」
「なに、気にするな。では、また明日」
「また明日」