4話
街に入るとそこには色んな人達がいた。
そのなかでも、
(剣や槍とか、武器を持っている人が多いなぁ~)
と考え事をしていたら「ドンッ」
「イテッ、何だよ~」
と後ろを向いたら、筋肉ムキムキの大男とヒョロヒョロの魔法の杖のようなものを持った男がいた
「おい!ボウズ、テメーのせいで怪我しちまったじゃねーか!どうしてくれんだよ!?あぁ!?」
「そうだそうだ!金出せ!医療費を出せ!」
ヒョロいのウザイな
てか俺ピーンチ!
取り敢えず謝っとくか
「すいません、わざとじゃ無いんです。許して下さい」
「許す訳ねぇだろ!おい!ヒョロ男!こいつに社会の厳しさ教えてやんな!」
え~!?名前ヒョロ男なの!?そのまんまじゃん!
「泣いて謝ったって許さないぜ、くそガキ!」
そういうとヒョロ男は呪文?を唱え出した。
えっ?俺ヤバいじゃん、てか周りの人達いつの間にか離れてるんですけど!?
その間にもヒョロ男は呪文?を唱えている。
え~っと、こういうのは魔法使いって大抵接近に弱いはず!神様からの身体能力アップがどれくらいか分かんないけど、殺るしかないさ。間違えた、やるしかない!そして、俺はヒョロ男に向かって全力で走った。すると、
えっ?一瞬で目の前?いや、確かにヒョロ男との距離は3~4メートル位しかなかったけど、速すぎじゃね?
「なっ!?一瞬で目の前に来やがった!? くそっ!《ファイアボール》」
うわっ!?目の前に小さな火の玉が出てきた!?これが魔法か!?スゲー
「まっ、避けるけど」
「なっ!?目の前にあったファイアボールを避けただと!?」
うん、俺の身体能力化け物みたいだね
「これで、終わり」
俺はデコピンを軽くヒョロ男にやったら、ヒョロ男が倒れた。
弱っ!いや、俺の身体能力が凄いのか?
「ほぉ~、少しはやるみてぇだな。だが、俺はそこらの奴とは違うぜ?」
次はデカ男かよ・・・と思ったその時
「待て!お前たち、こんな青年をよってたかって虐めるとは何事だ!?」
金髪の綺麗な美女が飛び込んできた。
「なんだぁ、姉ちゃん、邪魔しに来たのか?そうだとしたら止めときな、俺は探索者だ。しかもレベル25のな!」
レベル25?強いのか?それ?
「ほぅ、なかなかやるようだな。しかし、やってみないと分からないだろう?」
なに挑発してんの!?
困るんだけど!?
「そんなに言うんだったら、やってやるよ!」
大男が美女に向かって俺程ではないが、それなりの速さで突っ込んでいった。
「なかなか速いな、だが、反応出来ない程ではない」そう言うと、相手の左側に回り込んで相手に足を掛けて転ばさせた。
そして、相手の首筋に抜いた剣を添え、
「チェックメイト、だな」
なに今の、金髪美女のセリフカッコいい!