3話
side神裂零
「ん~?ここは・・・?」
俺が目覚めたらそこは、周りが木でいっぱいの森の中だった
「森?何故に?」
と俺が思っていたらいきなり一枚の紙がふってきた。そこには
(無事に着きましたか?そこは、まぁどっかの森です。そんなことよりその世界の事ですね。その世界は《ガイアナ》という世界で所謂ファンタジーな世界です。種族も人間以外にもいくつかいます
他には迷宮、ダンジョンといったものが沢山あります、なのでそういったものを探索する人達、探索者というんですが、それになっておくのがオススメです。)
ダンジョンに探索者ねぇ
ホントにファンタジーだな
(あとは、能力についてですが・・・)
おっ?なんかチートなのだったらいいな
(取り敢えず身体能力は上げておきました。て言ってもそこまで強くしてませんけどね)
(あと、この世界はレベルアップのようなものがあります。RPGみたいな感じですかね。そのレベルアップを普通の人達の1/2位の早さにしました)
えっダメじゃね?弱くなってんじゃん
(ですが、その分だけ他の人よりも身体能力など、つまりステータスの上昇率がかなり高いです。大器晩成型ってことです)
それだけ?
(他にも有ります。貴方の眼は今、紫にちかい赤色になっています。
それはちょっとした魔眼で1分間の間眼を見た相手に幻術をかけることが出来ます。その代わり24時間に3回しか使えませんので気をつけてください)
その魔眼って邪眼じゃない?別にいいんだけど
(あとは・・・、貴方の頭の中に色々な武器の使い方を入れときました。と言っても簡単な基礎の事だけですのであとは自分で頑張って下さい)
あ~なんか頭の中に色々入ってきた
つか、頭いたいんだけど
~~~~~~~~~~~
ということで、
「どうしよっかな?」
もらった能力は鍛えないと意味ないし
「取り敢えず、街を探しますか」
~~~~~~~~~~~
「おっ?街っぽいのが見えてきた」
~~~~~~~~~~~
門の前まで到着
門番居るし、どうしよっかな?
「おい!止まれ!何者だ!?」
「ただの旅人ですよ」
「旅人?その年でか?」
あっ、言ってなかったけど俺16歳なんだ。多分いまの見た目もそうだと思う。「はい、世界を見て廻ろうかと」
「ほぅ、見上げた根性だ。まあいい、この街に入るには1000G払ってもらう」マジか、俺お金なんて持ってないよ
「実は・・・、この街に来るまでに盗賊に襲われてしまって、命からがら逃げて来たんです。なので今何も持ってないんです」
「そうか・・・、それは大変だったな。・・・・・ふむ、よし 俺がいくらかお金を貸そう」
「いんですか!?」
「ああ、俺のガキもお前とおんなじくらいでな、ほっとけないんだよ」マジでこの人いい人!
「ありがとうございます!今度ちゃんと返しに来ます!」
「そうか、待ってるよ」
そして俺はいくらか(結構あった)お金を貰って街に入った。
主人公、嘘ついてお金を貰ったのに罪悪感0とか・・・詐欺師みたい