2話
side???
あれ~ここどこだろ?
なんか、何処を向いても真っ白な所だし
俺って死んだはずなのに・・・・・
もしかして、天国とかかな?
ま~それは良いとして、目の前にいるのは何?
人間の形を(それもムカつく位イケメンなんだけど)してるのに、本能が、魂がもっと別の何かだといってる。
とりあえず、
「どちら様ですか?」
「私ですか?私は所謂神様って存在ですね」
「神様?えっ?マジで?」
「マジです」
「えっと・・・じゃあここは何処ですか?」
「意外と冷静ですね・・・。ここは、うーん・・・天国のちょっと近い所だと思ってください。」
「天国に近い所ですか・・・?」
「厳密には違いますけど、まぁそれでいいです。」
「まぁ、そんなことより君がここに来た理由についてなんですが、実は君の死は事故っていうか、此方のミスなんです。」
「じゃあ、死なないはずだったってこと?」
「死なないも何も、あそこで事故なんか起こらないはずだったんです。」
「は?だったら元に戻してよ!?」
「別に戻してもいいんですけど、転生って興味ありません?」
「転生?」
「剣や魔法の世界に行ってみませんか?って事です」
「所謂転生チート物?」
「チートってほどでは無いですが、いくつか特典を付けて差し上げましょう。どうです?行きませんか?」
「まぁ、俺も魔法とかは興味有るけど・・・。その世界にはモンスターみたいなのがいるんでしょ?生き物とかを殺すのは気持ち悪くなりそうで出来そうに無いんだけど・・・」
「そういうのは此方でなんとかします」
「だったら行ってみようかな?そういうの楽しそうだし」
「では能力などを決めましょう。」
「うーん・・・思いつかないよ。神様がてきとーに強い能力選んでよ」
「そうですか、じゃああまり最初から強すぎてもアレなんで段々強くなる感じでいいですかね?」
「いいんじゃない?」
「じゃあ、具体的なのは此方で決めるんで、次は容姿と名前ですね」
「名前と見た目も?」
「えぇ、元の体はグチャグチャですし、名前もできれば変えたほうがいいですね」
「じゃあ、身長は180センチぐらいで黒色の髪で出来ればイケメンがいいな」
「名前はどうしますか?一応その世界にも日本のような国があるので今までのような名前でも平気ですよ」
「じゃあ・・・神裂零がいいです。」
「分かりました。能力の方は向こうに着いてから教えます。それでは、頑張って下さい」
そしていきなり地面に穴が空いた
「えっ?うそ!?ちょっ」
そして俺の人生が始まった