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ミステリア物語  作者: イカ
1/2

世界のあらましと、運命の出会い

長年自分の脳内で温めてきたものを形にしてみました。

主人公の生まれた世界、どうして旅立つことになるのかなどを書いています。


 その世界には魔法があった。魔法は万能ではないけれど、生活を豊かにはしてくれている。

 その世界には科学もあった。こちらも万能ではないけれど、人々の手助けをしてくれている。

 魔法と科学。二つの相反する力をこの世界に住む者達はバランスよく使用し、自然とも調和した世界を築きあげた。

小さい国から大きな国。沢山の国があって、人間はもちろんのこと、動物に近しい見た目をした獣人から、エルフと呼ばれる者たち。その他にも多種多様な種族達が暮らしている。

 この世界は「ミステリア」と呼ばれている。


 ミステリアには唯一にして絶対の王がいる。

 どの国の王も、統治者も従う、唯一無二の絶対なる王。

 王は絶大なる権力を持ち、あらゆる種族の頂点に立つ存在だ。

 ミステリアで一番大きな大陸の首都ルールシアに城を構え、多くの兵を従え、平和の為に剣を振るう。世界のために悪しき者たちと戦い、民を守り世界の均衡を守護する。


 王は絶対なる存在だが、必ずしも長命とは限らない。

 病や、時には戦で命を落とすこともあるのだ。

 王が死ぬと『王の候補者』が世界各国で生まれるようになる。

 王の候補者達は体のどこかに証をもって生まれる。その証とは、鳥の翼の様な形をしている。

彼らは王都にて一定期間教育を受け、そうして旅に出る。

世界のどこかにあるという、聖剣を見つけに行く為だ。

 聖剣がどのようなものなのか、見たことがあるものはほとんどいない。文献にもその所在は記されておらず、どのような形をしているのかも定かではない。王のみが聖剣の姿形、その所在を知っているのだという。

 聖剣を手にしたものは、歴代の王が眠るという墓所に聖剣を掲げる。そこで歴代の王達に許しを得たものが次なる王として即位することになる。



 ミステリア歴1203年。王であったパウルが反対勢力による暗殺された。

 世界は統治するものを失い混乱の渦へと巻き込まれていく。

 王の候補生に選ばれた者たちは世界を旅し、その果てにあるという王たる証、聖剣を求め始めた。

 

 一刻も早い新しい王の誕生を世界に住む多くの者たちが求めていた。

 けれど、時は無情にも過ぎていく。王は見つからず、時ばかりが過ぎていく。

 迎えたミステリア歴1223年。王の不在を狙ってか、ついに魔王を名乗る軍勢が世界を蹂躙し始めた。

 各国は魔王軍の宣戦布告にそれぞれの力をもって対抗した。

 けれど魔王軍の力は強大で、様々な国が魔王軍によって滅ぼされていった。

 そうして世界の3分の1が魔王軍の手に落ちてしまう。

 王を失い、団結力を失った世界はあっという間に滅びへの道を歩み始めていた。


王の候補者たちは優れた才能や武芸を持つものが多く、魔王の率いる軍勢と戦いながら、聖剣を求める旅を続けた。聖剣を手にし、王が戻ればきっと魔王軍を退けられる。再び世界が一つになれば、魔王を倒すことも夢ではない。


――……きっと、王が戻れば……

 


 そうして魔王軍と拮抗した戦いを続けて数十年もの時が経った。

 これまで魔王軍と戦いを繰り広げていた各国には疲弊の色が見え始め、世界はいつ魔王軍に征服されてもおかしくはない状態だ。

 王都は今でも栄えてはいるが、王の不在が長く続いているせいか以前よりも治安が悪くなっている。子供が一人で出歩くには危険な場所も多くなっており、政治に関しても良い噂をあまり聞かない。

 食料の配給も年々少なくなっていく一方だ。

 各国の人々は恐怖に苛まれながら生きていた。

 


 王都から離れたとある田舎町。

 王都に騎士として勤めていたアールシャと、その妻であるマナの間に一人の子供が生まれた。

その子の名はアルシェイオス。この国の言葉で『希望』と名付けられた男の子。

 父であるアールシャに似た褐色の肌に銀色の髪。母であるマナの瞳の色を引き継いだ緋色の瞳。そして、アルシェイオスは王の候補として証をもって生まれた。

 

 その額に王の候補の証たる鳥の翼の様な紋を宿していたのだ。

 

 アールシャとマナは息子の誕生を心から祝い、そして王の候補者であることを隠すことにした。政治的な目的で、子供を高値で売ってくれと頼んでくる者が少なからずいるからだ。

 アルシェイオスが外に出る時は必ず証を隠すようにターバンを巻かせ、人前では決して取ってはいけないと言い聞かせた。

 

 アルシェイオスは少々粗暴なところがありながらも、勉強もそつなくこなす“普通”の子供だった。剣の腕はまぁまぁ、魔法の腕もそれなりに一般並み。普通といえばそれまでだが、伸びしろがあると両親は彼に期待していた。

 アルシェイオスは王になることに興味はもっていなかった。

 将来、聖剣を探す旅に出るようにと幼い頃から両親に言いくるめられており、何れは旅に出るのだろうなぁと漠然と考えていた。

 聖剣を探すための旅に出ることが、いかに大切な使命であるかも聞いている。しかし、なんというか。しっくり来ないのだ。

 

 アールシャはかつて城の近衛兵として働いていたが、脚を怪我してしまったことを理由に、今は現役を退いてこの町の領主をしている。領主と言っても家は一般家庭とそれほど違いはなく、生活も豊かとはいえない。

 

 父から剣を習い、母に魔法を習い。学校ではいたずらをしながらも勉強をして、アルシェイオスはすくすく成長していった。

魔王軍がどこぞの国に攻め込んだとか、防衛しただとか。そんな話を町の人たちが噂する。

 アルシェイオスは気にしなかった。それよりも遊ぶことの方が楽しかったし、魔王とか戦争とかはどこか遠い存在だと思っていた。


 その日も、アルシェイオスは友達であるトーマスと共に麦畑の畔で遊んでいた。

夕日が麦の穂をきらきらと輝かせ、まるで黄金色の絨毯の上にいるようだった。トーマスはいつもまじめで、ちょっと口うるさいけどなかなかに気のいいやつだ。

 トーマスは機械に興味があって、将来は科学の発展した国へ勉強に行きたいのだとか。


「アルは将来どうするの?」


 トーマスが、アルシェイオスを愛称で呼びながら手作りの飛行機を飛ばす。木と紙でできたそれは、風に乗って麦畑の中央付近に着陸していく。

 アルシェイオスは飛行機の行方を目で追って、それから面倒くさそうに言った。


「俺は、将来とか考えらんねぇな」

「アルのお父さんはお城の騎士様だったんだよね?」

「そうだけどさ、別に父さんみたいになりたいってわけじゃねぇし。どっちかって言うと、トーマスみたいに科学の勉強したいくらいだし」

「本当?!」


 アルシェイオスの言葉にトーマスはその手を取って、なら一緒に科学の国に行こうよ! と、興奮気味に言った。その言葉に、アルシェイオスは頷きたかった。科学についてはもの凄く興味がある。先日も、トーマスのおじさんが持っていた写真機が、気になってしかたなかった。けれど、自分には役目があるのだ。

アルシェイオスはプイっと顔を背けて言った。


「言ったろ? 俺は、将来とか今はまだ考えらんねぇだわ」

「えーまじかよぉ! ここは、一緒に頑張ろうって言って、指切りげんまんのところだろうぅ?」

「それとこれは別なんだよー」

「えー」


 唇を尖らせるトーマスの手を払いアルシェイオスは走り出す。


「そろそろ帰らねぇと夕飯なくなっちまうかも!」

「それはそうだけどさぁ!」


 後ろからトーマスが「待ってよー」と叫びながら追いかけてくる。

 本当のことは言えない。言ってはいけないのだ。両親から、額の証のこと、自分がいずれは聖剣を探しに旅に出ることなど、言ってはいけないと言われているから。

 アルシェイオスは唇を噛みしめながら、前へ前へと走った。


 前を走るアルシェイオスの、銀色の髪が風に揺れる。きらきらと夕日が反射して、まるで精霊のように美しいと、トーマスは思う。アルシェイオスに友達は多いけれど、一緒に遊ぶに至っているのは自分くらいだ。アルシェイオスの家は貴族の分家で、この町を収めている家だ。身分が違うというのもあるけれど、女の子や他の男の子たちはアルシェイオスを怖がっている節がある。

 綺麗すぎて怖い。人形が歩いているみたい。影でこそこそいうやつらがいる。トーマスはそれを知っているし、恐らくアルシェイオスもそれは知っているけれど、気にはしていないようだ。


 勿体ないなぁ、女の子だったらなぁ……なんて。アル本人には言えないけど、言ったら怒られそうだし。というか、友達の縁を切られそうだし。

 トーマスは足の速い友達の背を見失わないよう必死に追いかけるのだった。




 収穫の季節が終わり、これから長い冬が始まる。人々は夏と秋で蓄えた食物で冬を越し、春が来るまでの間、火を絶やさぬように過ごす日々が始まる。

 王都よりも北にあるこの地は、雪が多く積もる。家の中に入るにも二重の扉があり、どの家にも大きな暖炉が作られている。

 白い結晶がちらちらと灰色の空から舞い落ちてくる。その様子を眺めながら、アルシェイオスはあくびをした。


「暇だなぁ……」


今日はトーマスに用事があって遊べないため、アルシェイオスは一人で暇をしていた。町を見下ろす小高い丘の上でゴロゴロ転がる。背中に少し硬い草の感触がする。ちくちくして少しだけかゆい。このままゴロゴロしていると、厚めのコートに枯れた草がくっつくが、まぁ後で叩いて落とせばいいだろう。

陽が落ちるのが早くなってきている。冬に向けて色々とやることはあって、家に帰ったらその手伝いをしなければいけない。アルシェイオスはそれが嫌でさぼっているというわけだ。

 両親は優しい。優しくて、アルシェイオスに甘い。少しくらいのことなら、笑って許してくれる。もちろん、怒るところはきっちり怒ってくるけれど。家の手伝いを少しさぼるくらいなら許される範囲だ。


 どの程度なら怒られずに済むかわかっているから、アルシェイオスは堂々とさぼっているのだが。とてつもなく暇だ。

 町にある小さな図書館の本はほとんど読みつくしてしまっているし、今日は旅人も宿にいない。旅人からはいろんな話が聞けるから楽しいし、勉強にもなる。この町に宿は一軒しかないから、旅人が来れば宿屋の子が教えてくれるはずなのだ。


 アルシェイオスが特に何をやるわけでもなく、ぼうっと空を見上げたままでいると、不意にヒュウッと強い風が吹いた。

 周囲の木々が騒めき、一瞬アルシェイオスが視線を木々へ向け、そしてもとに戻すと、先ほどまで誰もいなかったはずの視線の先に、一人の老人が立っていた。

耳がピンっと尖っている。瞳が常盤の色をしていて、纏う空気が人間とは少し違う。

アルシェイオスの住む町にも、同じ特徴を持つ種族の友達がいる。恐らく、エルフだろう。

立派なあごひげを蓄えたそのエルフらしき老人は、アルシェイオスの姿を視界に映すと、目じりに瞳を細め、そして言った。


「こんにちは運命の子。儂はフーガ。君に会ってみたかった!」

「……はあ?」


 たっぷり30秒程間を開けて、アルシェイオスはようやくその一言を発した。

 

「さあ。時は一刻を争う、直ぐにでも旅に出るように」

「ちょ、ちょっと待って! 話、追い付かねぇし、旅に出るのまだ先だし!」

「おや?」


 どこぞへと連れて行こうと手を引くフーガの手を振り払い、アルシェイオスは駆け出した。これは関わっちゃいけないやつだと、本能が告げていた。

 困った時には迷わず逃げろ、命大事にと教えられていて良かった。アルシェイオスは、フーガが首を傾げている姿をちらりと一瞥すると、全速力で逃げ出した。

 自慢じゃないが、脚には自信がある。アルシェイオスは一気に丘を駆け下り、舗装された道を一目散に駆け抜けると、薪を割っていた父アールシャへとフーガのことを伝えた。


「丘の上にいたら、フーガとかいう変なエルフに声かけられて誘拐されそうになった!」

「フーガだって?!」

「え、知り合い?」

「知り合いも何も、エルフでフーガと名乗るお方と言えば大賢者様の一人じゃないか!」


 アールシャはうんと一つ頷くと、薪を割るのをやめアルシェイオスの手を引き、再び丘へ行こうと提案してきた。

 アルシェイオスは不満を漏らしたが、聞き入れてもらえなかった。あれよあれよアールシャの騎乗する馬の前に乗せられ、元来た道を戻っていく。

 それなりに早く走る馬に慣れていないアルシェイオスは、正直ちょっと酔ったし、お尻も痛くなった。

 そうして丘の上に颯爽と戻ってきたアルシェイオスの、いなくなっていて欲しいという願いとは裏腹に。フーガは先ほどと同じ場所にいた。


「おぉ、やはり戻ってきたか!」

「フーガ様、大賢者様おられますか?」

「いかにも! 儂は大賢者の一人と呼ばれる者じゃ」


 アルシェイオスは「これ絶対面倒なやつ」と思ったが、口にはせず、アールシャとフーガの会話を聞くことにした。こういう時、下手に口を挟むと怒られるし、大人同士の会話には割って入らない方が身のためであることをアルシェイオスは理解していた。


「我が子に何か御用ですか?」

 アールシャの言葉に、フーガはうんうんと頷きながら、アルシェイオスを指差す。

「お宅の子は運命の子じゃ、早く旅立たせなさい。時が勿体ない」

「それはお告げですか大賢者様!」


 アールシャはフーガへと詰め寄ると、その肩を両手でガシッと力強く握りしめる


「うちの子が将来の王であると?!」

「そ、そうは言っておらん。それに……」


 フーガは普段の冷静な父とは異なるアールシャの姿に呆然としているアルシェイオスに向かって、ぱちりと片目を閉じる。いわゆる、ウィンクを送ると、言った。


「可能性はいくらだってある。未来がどうなるのか、本当の意味で分かる者はおらんて」


 ふぉっふぉっふぉと笑うフーガに対し、アールシャはガクッと肩を落とす。

何か期待されていたらしいアルシェイオスは唇の端を引きつらせながら、アールシャに「なんか期待させてごめんね」とだけ告げる。


「しかしのぅ、本当にこんな歳になって運命の子を見つけられるとは……」


 フーガはアールシャを励ますアルシェイオスを見て、笑みを深めた。

 深く刻まれた目元のしわが深くなる。

 エルフは人間よりも長く生きる種族だ。それ故に、フーガも何度か王が変わる時の中を生きてきた。様々な物語をその記憶のうちに綴り、時に自らも王へと手を貸し。そうしていつの間にか大賢者などと呼ばれる存在にまでなっていた。それでも、アルシェイオスのような存在に出会ったのは今回が初めてだ。


「先ほど言った通り、御父上よ、早くその子を旅立たせなさい。儂が言えるのはそれだけじゃ」


 そう言い残し、呆然とする親子を尻目にフーガは姿を消してしまう。それも突然、風が吹いたと思ったら、次の瞬間にはフーガの姿は消えていたのである。


「……結局さ、何が言いたかったんだあのエルフ」

「大賢者様だ」

「だいけんじゃさま」

「そうだ。とても、偉いエルフなのだぞ」


 気づけば空は暗くなっており、星々がきらきらと輝いていた。

アルシェイオスは興奮気味のアールシャを前に、聞きたいこともあったが聞かないことにした。言ったら最後。当然家を出ろと言われるだろうから。


 三日後。当然のようにアルシェイオスは「旅をするように」と言われ、家を追い出されることになるのだが。しかも「16歳の誕生日までには帰ってくるように!」という、制約までつけられて。

 ハンカチをひらひらと振って「元気でね」と見送る母と、なぜか満足げな父に見送られアルシェイオスは町を出る。本当に心の底から不本意な思いを抱きながら。


 この旅に行先なんてない。なんとなく月日を過ごして、帰る予定だ。別に「何か大義を果たしてこい」なんて言われていないし。

背負った剣はずっしりと重く、動く度にがしゃがしゃ鳴ってうるさい。魔法にしたってたいしたものは使えないので、魔法使いとして働くことも無理だろう。


「そもそもさぁ、まだ俺13歳ですよ? 成長途中なんだっつーの!」


 ぶつぶつ文句を言いながら、けれどアルシェイオスは歩みを止めることはなかった。本当は春になるまで出発は待って欲しかったけど、そんなこと言っても聞いてもらえない。隣の町へ行くための乗合馬車は2日に1度。丁度今日の昼頃に出る予定だ。

 雪の中、歩きで隣町に行くなんて絶対嫌だった。


「いっそ春まで隣町に逗留するか?」


 出立時に渡されたお金の袋を覗きながら、アルシェイオスは息を吐く。額はそれほど多くないと言われたが、それでも数か月は宿に泊まって過ごせる額が入っている。それ以外は野宿したり、働けということなのだろう。


「俺、まだ子供だぞ?」


 とぼとぼと停留所に向かって歩いていると、アルシェイオスが歩いてきた方向に向かう馬車とすれ違った。馬車はものすごい勢いで村の方向へ向かっていく。

 こんな王都から離れた場所に用があるなんて、随分と暇なんだな。なんて思いながら、アルシェイオスは再び息を吐くと歩き出した。

 雪はまだ積もっていないけれど、本降りになったらかなりの量になるだろう。そうなる前に、隣町に行かなければ。

 足跡は雪に隠れてすぐに見えなくなってしまった。




アルシェイオスの旅が始まりました。

いまだ何もわかっていない状況のアルシェイオスが、今後どうなっていくのか。

ご期待いただければ幸いです。

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