表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キミは私の大切な友達 [完]  作者: 桜川椿
1/8

表紙画像はフリー素材を使用しています!

挿絵(By みてみん)


今日は私の7歳の誕生日


「優美7歳の誕生日おめでとう」 とお母さんからプレゼントを渡された。


プレゼントなんなんだろう?


ドキドキしながら袋を開けた・・・。


「うわぁ・・・可愛いクマさん♪お母さんありがとう。私ねクマさんのぬいぐるみ欲しかったの!お母さんなんでわかったの?」


「ふふっ優美の事ならなんでもわかるのよお母さんは」


「お父さんがそのクマを選んだんだぞ優美!可愛いだろう?」


「うん。すごく可愛い♪お父さんもありがとう。クマさん大切にするね」


「ええ喜んでもらえて私達も嬉しいわ。ねっあなた」


「ああ」



そして私はクマさんを抱えて自分の部屋に戻った。


「ねぇゆみちゃん僕の声聞こえる?」


え?突然男の子の声が聞こえた・・・私と同じ歳くらいの少年の声・・・。


でも私の部屋には私と、このクマのぬいぐるみしかいないはず・・・。


ってことは・・・もしかしてクマさんが喋ってるの?


そして私は恐る恐るクマさんを見た。


「ねぇゆみちゃん僕の声聞こえてるでしょ?」とクマさんとバッチリ目が合った・・・。


クマさんが・・・クマさんが喋ってるよ!!!


夢じゃないよね?



「うん・・・。クマさんなんで喋れるの?」


「みんなに聞こえるわけじゃないよ。だから、ゆみちゃんは特別なんだ」


「そうなの?」


「うん。ゆみちゃんとお話する事ができて僕すっごく嬉しいんだ♪ねぇゆみちゃん僕名前ないんだ・・・だから名前つけてくれるかな?」


「うーん・・・じゃあヤマトはどう?」


「ヤマト・・・いいね気に入ったよゆみちゃん。改めてこれからよろしくねゆみちゃん♪」


「ヤマトこちらこそよろしくね♪」


こうして私と喋る不思議なクマのぬいぐるみヤマトとの生活が始まった・・・。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ