くしゃみをして、目を開けたらそこは異世界。
くしゃみをしたら『何処か』に転移してしまう男子高校生、祈院 予里(きいん より)。
気を付けてはいるものの、どうしても出てしまったくしゃみのせいで彼は時々全く知らない土地へ転移する。
地球ではなさそう、としかわからない彼が転移した所では、いつも決まって小さな『何か』が起こっている。
それは誰かの悩みだったり小さな事件だったりするのだが、どういうわけかそれを解決しないと帰れない。
情報は一つもないため、彼は聞き込みから始めるしかない。
「なんかこの辺りであった?」
「何かって?」
「何かは何か、だよ。何でも良いんだけど」
「はす向かいの家のおばあちゃんが物忘れがひどくなったって聞いたけど。」
「少なくともそれではない事は確かかな。」
何処かへの転移が日常の一部になった予里の小さな冒険·····?
気を付けてはいるものの、どうしても出てしまったくしゃみのせいで彼は時々全く知らない土地へ転移する。
地球ではなさそう、としかわからない彼が転移した所では、いつも決まって小さな『何か』が起こっている。
それは誰かの悩みだったり小さな事件だったりするのだが、どういうわけかそれを解決しないと帰れない。
情報は一つもないため、彼は聞き込みから始めるしかない。
「なんかこの辺りであった?」
「何かって?」
「何かは何か、だよ。何でも良いんだけど」
「はす向かいの家のおばあちゃんが物忘れがひどくなったって聞いたけど。」
「少なくともそれではない事は確かかな。」
何処かへの転移が日常の一部になった予里の小さな冒険·····?
せめて普通のくしゃみがしたい
2021/03/25 21:53
(改)
ボッチ
2021/03/26 19:55