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街へ

 木を削り、簡単な義足もどきを作って剣の上に被せた。そしてダンジョンを出て街へと繰り出した。日は既に沈み辺りには夜の騒がしさがあった。青年の手持ちだけでは心ともない。そこで貴族の服を売り暫くの路銀にした。服を買い彼らは身なりを整え、次の日に国のギルドを訪れた。帰りのダンジョン内で手にした素材を売るためと情報を得るためだ。


「すみませんが、ここ最近大口の買い取りはありませんでしたか?」

「あ~ありましたよ。なんでもDクラスの人たちが力を合わせて大捕り物をしたようで」

「そうですか…」

「あの、ところでなんだかフワフワ?してますが大丈夫ですか?」

「問題ないですよ」


 腹ごしらえのために近所の酒場にも入る。ここでも情報はいくらでも手に入る。Dクラス冒険者がダンジョンを攻略した事。そのグループ名どこにいるか、お貴族様が遊びに行ったダンジョンで死んで弟に家督が移った、などだ。


「あの1人の騎士もどきの言う事は正しかったみたいだな。噂で聞くに君の弟が家督を継ぐらしい」

「もう、僕には関係ないからいいですよ!それより兄貴はどうするんですか!このままじゃ済まないでしょ?」

「まあね」

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