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異世界に喝采を〜されど俺は間違え続ける〜  作者: 白
一章 7人の大罪者
9/15

エピローグ

これにて1章は完結です! 次からは第2章のスタートです!

『いやぁにしても主君は全く変わらんのぉ、我も安心したわい。もし主君が変わって、「話す刀なんて気持ち悪い!」とか言って捨てておったら、我はまた何百年か一人ぼっちだったわ』

まぁでも、こうやって記憶も取り戻して、今回の俺と前回の俺の目的も一致している、やりやすいのなんの、


『ま、そうであるな! いやはや、今回は前回より記憶を取り戻すのが早いな、主君』

それはそうだろう? お前を持って、転生した年月を数えれば今回合わせてざっと900年くらいだろ?


『違うぞ? 主君。900年と、34年と9ヶ月だ!』

ははっ、お前は何も変わってないな、その妙に細かいところとか。


『それを言うなら主君も変わっていない、それより我を入れる鞘を新調してくれるんだろう? 早く行こうぞ!』

そう。俺はバトルロイヤルに優勝したため優勝賞金として金貨2500枚を貰っていた。

何故こんなに高額なのかと言うと、今年は参加者が多かったのと、極端に強い奴(俺とか)が多かったため、観にくる人も多かったそうな、故に賞金額が上がったらしい。


『主君、つかぬ事を聞くが主君は重力と時空間魔法の使い手だったのだが、今回の世界では使っているように見えんのだ、何かあったのか?』

おお、それは話そうと思ってたんだけどよ、俺が重力魔法とか時空間魔法使ってた記憶はあるんだけどな、その通りにやってもうまくできないわけなんだよ、多分前世になかったこの【魔法創造】とか言うスキルのせいだと思うんだよ、


『そんなスキル、持っていたか?』

ああ、さっきの戦闘の際会得していたらしいんだよ、ほら



−−−−−−−

レベル:592

ジョブ:魔神王

ステータス

HP:34,692

MP:1,396,640

筋力:5,792,640

守備力:1,419,780

魔力:1,974,500

知力:2,536,080

俊敏:1,506,840


技能

剣術LV.10

『龍滅斬』

『鬼滅斬』

『一刀両断』

『一閃』

『人殺シノ刀』




攻撃魔術LV.15(MAX)

サンディザスター

ブリザードテンペスト

エリアルサイクロン




回復魔術LV.15(MAX)

完治


魔法

収納魔法→時空間魔法(進化済み)

重力魔法





スキル

魔神王の権能:Lv.1

レベルが上がるごとに得られる経験値量が上がる。

ステータス10倍(2回使うことが出来るが2回目使うとHPが1になる。)

獲得経験値10倍



隠蔽改:自分のスキル、称号、ステータスを隠蔽することができる。


魔法創造:魔法を意のままに作ることができる。



称号(隠蔽使用中)

落ちこぼれLV.1/1 周囲の人間に自分のことをクズだと認識させる。(消去されました)


魔神王の威厳

自分の意思で周囲を威圧する。

戦いにおいて、自分の意思で、背を向けた相手を、自分の従僕にすることができる。

ステータス10倍




魔神王の加護:Lv.1

ダメージ50%カットする

魔法30%カットする。

状態異常無効

HPが1/1000/s減り続ける。

各ステータス2倍

自分にだけ10倍の重力が掛かる。



人殺し:憎い相手、敵に限定されるが、人を殺すことに抵抗がなくなる。




屈辱値:90/90:MAX(称号:復讐者獲得)



特殊装備品


妖刀 【渡桜】 ステータス2倍

魔法抵抗 大

????

????

????

????

????

????

????


−−−−−−

ほんとだ、魔法創造って言うスキルが追加されている。これは後々考えよう。

あれ? 他のスキルとかは戻ってるけど、お前のあれは戻ってないんだな。


『そりゃそうだぞ主君。さすがにあれを最初から解放していては我の利益が少ないし、そもそも我自身の器が持たぬ。』

それもそうか、前全部獲得した時の俺のレベルが確か3万とちょっとだったもんな。


『そうであるぞ主君、主君のレベルが上がるのが早いから5年ほどで全部獲得取られてしまったのをよく覚えておるぞ? 我は』

ま、今はレベルが600手前だからレベル92は残してあとは持っていってもいいぞ、


『ほ、本当か主君! いやしかし一気にレベル500はきついんじゃ、いやでも主君が言うんだから良いよな! では贄のレベル500を頂くぞ!』

そして俺の身体はとてつもない脱力感を感じるとともに、新たな力が宿ったことを認識する。


−−−−−−−

レベル:92

ジョブ:魔神王

ステータス

HP1692

MP:86,640

筋力:92,640

守備力:89,780

魔力:74,500

知力:36,080

俊敏:76,840


技能

剣術LV.10

『龍滅斬』

『鬼滅斬』

『一刀両断』

『一閃』

『人殺シノ刀』




攻撃魔術LV.15(MAX)

サンディザスター

ブリザードテンペスト

エリアルサイクロン




回復魔術LV.15(MAX)

完治


魔法

収納魔法→時空間魔法(進化済み)

重力魔法





スキル

魔神王の権能:Lv.1

レベルが上がるごとに得られる経験値量が上がる。

ステータス10倍(2回使うことが出来るが2回目使うとHPが1になる。)

獲得経験値10倍



隠蔽改:自分のスキル、称号、ステータスを隠蔽することができる。


魔法創造:魔法を意のままに作ることができる。



称号(隠蔽使用中)


魔神王の威厳

自分の意思で周囲を威圧する。

戦いにおいて、自分の意思で、背を向けた相手を、自分の従僕にすることができる。

ステータス10倍




魔神王の加護:Lv.1

ダメージ50%カットする

魔法30%カットする。

状態異常無効

HPが1/1000/s減り続ける。

各ステータス2倍

自分にだけ10倍の重力が掛かる。



人殺し:憎い相手、敵に限定されるが、人を殺すことに抵抗がなくなる。




屈辱値:90/90:MAX(称号:復讐者獲得)



特殊装備品


妖刀 Lv.500 【渡桜】 ステータス2倍

魔法抵抗 大

暴食『腹が減る』

色欲『人を魅了する』

????

????

????

????

????


−−−−−−



グハァ!!! いきなりレベル500はキツかったか、重力10倍があるから極端にレベルが下がると凄いきついな。


『だからいったであろう? 前回も、前々回も目先の権能に目を眩ませてこうなっていた。主君も少しは学習してはどうだ?』

クッ、お前に言われるのは心外だなぁ、お前もさっきまでレベル500貰えると喜んでいたくせに、


『そ、それはしょうがあるまい! 何せ400年ぶりのご馳走だったからなぁ』

と、俺と桜が会話していると後ろから誰かが俺を呼ぶ。


「お兄ちゃん! 今日はありがとう! 久々に楽しい戦いができたよ、死んだけどね、あはは!」

ん? 誰だ?


『主君、それはないだろう? 準決勝の対戦相手ではないか』

おお!そうだったな、確かにそうだった、


「こちらこそ、あと、殺した件についてはすまなかった。」


「その件なんだけど、お兄ちゃんが決勝戦で殺したのは僕の主人なんだ、お兄ちゃんの不思議なスキルで主人は死体すら無い、そこでお兄ちゃんにお願いがあるの、」

死体を出せと言うのだろうか? さすがにサイコパスすぎるぞ、、、


「僕を従僕にして欲しいんだ! これは僕の村の掟なんだけど、戦いで負けた相手に従い続けろと言う掟があるんだ。それで前までの主人はもういない。しかも僕はお兄ちゃんに負けている。別に無理とは言わないよ、お兄ちゃんが良ければで良いんだ。」

どうするべきだろうか、一度とはいえ俺はこの子を殺したしこの子も俺のことを滅多刺しにしていた。


『簡単だ、主君。そんなことは後々解決できる。とりあえずこの子を従僕として迎えよう。まず主君がこの子に殺されることはない。それにまだ主君を主人に選んだ理由は聞いていない。まだ切り捨てるのは早いんじゃないのか?』

ま、それもそうだな。まずは理由を聞こう。


「別に俺は良いんだが、主人が死んだからすぐに別の主人って、すぐにとっかえとっかえして良いものなのか?主人って、」


「これにもちゃんとした理由があるんだ。まずは前の主人なんだけど、あの人はとても強かった。僕なんかじゃ歯が立たなかったよ。

そして信頼できる人物でもあったんだ。でも彼はそんな自分にとても慢心していたんだ。

「俺はこのスキルがある限りは絶対に負けない、だから俺についてこい」、僕が最初彼の従僕になったのはそんな強くたくましいところを見てついていきたいと思ったからなんだ。」


「まぁ、戦ったのは俺からして奴はめちゃめちゃ強かったからな、あんな奴敵がいなくて同然だな。」


「そうなんだ、一様彼は【才の英雄】と呼ばれていたんだけど、実際従僕になってわかったんだけど、彼はとても自分を愛していたんだ、詳しく言うとその強さに」


「うわぁ、すごい気持ち悪いな、慢心もそこまでいくと手がつけられない。」


「うん、そうなんだ。僕は一様彼の機嫌を損ねないように彼の前ではニコニコと振る舞い、彼を信頼してるかのように振舞っていたんだけど、さすがにもう限界だった。そしてそんな矢先、このバトルロイヤルがあるのを耳にしたんだ。誰かが主人を倒して、殺してはくれないだろうかと、そんな浅はかな希望を胸にこのバトルロイヤルにエントリーしたんだ。でも、それをやって遂げた人間が出てきた。いや、人間じゃないのかもしれないけどね、」


「うるせぇ、俺はれっきとした人間だ、人のことを魔族みたいに言うのはやめてくれ!」


『魔神王だもんな、主君は』

お前も黙ってろよ、


「あはは! 面白いなぁ、人間以外の何者でもないよ、あんなことができるのは、話を戻すね、僕は主人が大好きだったんだ。けど、慢心は主人を滅ぼした。そしてそこに、主人よりも強くて、頼り甲斐のあるお兄ちゃんと出会った。その時僕は主人にはもううんざりだったんだ。そこでお兄ちゃんと出会ったから、言うなれば一目惚れだね、」


「一目惚れか、俺は別にお前を従僕にに迎えるのは造作もないことなんだけどよ、お前は本当にそれで良いのか?」


「良いのか? って言うと?」


「つまりは、いくら嫌いだったとは言え、最初の方は大好きだったんだろ? その主人のことが、」


「うん。」


「その主人に何も言わず別の主人を見つけたから従僕はやめる、なんてこと、お前は本当にそれで良いのか?」

俺はこいつを追い返したいわけじゃない。むしろ従僕として、仲間としてついてきてもらいたいくらいだった。しかしこうも歯切りが悪いと後味がすっきりしない、だからはっきりして欲しかったのだ。


「うん。良いのさ、彼とはむしろ、すっきりしない別れかたのほうが、僕的にはすっきりするんだよ、」

しかし俺の考えを超えてくるくらい、この娘はしっかりと決意をしていた。


「よしわかった。俺はお前の決意を評して今日からお前を俺の従僕、否、仲間とする!」


『さすが主君。わかっているじゃないか。そんな力強い言葉、我だったら泣いておるよ。刀だから泣くことはできんがな、』

お前は、、、その面白くもないシャレのせいで全てが台無しだよ。


「あ、ありがとう! 仲間だなんて、僕は生まれて、今の今まで生きてきてこの瞬間が一番、最高に嬉しい瞬間だよ、大好きだよ、主人!」

か、可愛い、、、あぁ! いかんいかん、できたばっかりの仲間から疎遠されてしまうところだった。


『主人も、魂自体は500年くらい生きているが、肉体的にはお年頃だもんなぁ、ヤるんだったら我は目を瞑っておくぞ?』

ヤらないから! しかもそんな使われたくもない気を使われても嬉しくない!


そうして俺には、ボクっ娘の仲間がパーティに加えられた。

良ければブクマお願いします!

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