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異世界に喝采を〜されど俺は間違え続ける〜  作者: 白
一章 7人の大罪者
13/15

危機3

−−−−−−−

レベル:92

ジョブ:魔神王

ステータス

HP1692

MP:86,640

筋力:92,640

守備力:89,780

魔力:74,500

知力:36,080

俊敏:76,840


技能

剣術LV.10

『龍滅斬』

『鬼滅斬』

『一刀両断』

『一閃』

『人殺シノ刀』




攻撃魔術LV.15(MAX)

サンディザスター

ブリザードテンペスト

エリアルサイクロン




回復魔術LV.15(MAX)

完治


魔法

収納魔法→時空間魔法(進化済み)

重力魔法





スキル

魔神王の権能:Lv.1

レベルが上がるごとに得られる経験値量が上がる。

ステータス10倍(2回使うことが出来るが2回目使うとHPが1になる。)

獲得経験値10倍



隠蔽改:自分のスキル、称号、ステータスを隠蔽することができる。




称号


魔神王の威厳

自分の意思で周囲を威圧する。

戦いにおいて、自分の意思で、背を向けた相手を、自分の従僕にすることができる。

ステータス10倍




魔神王の恩恵:Lv.1

ダメージ50%カットする

魔法30%カットする。

状態異常無効

HPが1/1000/s減り続ける。

各ステータス2倍

自分にだけ10倍の重力が掛かる。



人殺し:憎い相手、敵に限定されるが、人を殺すことに抵抗がなくなる。




屈辱値:90/90:MAX(称号:復讐者獲得)



特殊装備品


妖刀 Lv.500 【渡桜】 ステータス2倍

魔法抵抗 大

暴食『腹が減る』

色欲『人を魅了する』

????

????

????

????

????


−−−−−−



これが今の俺のステータスだった。正直普通のワイバーンだったら手こずることはない。


ただ、このワイバーンのステータスを見て、俺は絶対に勝てないと確信した。



−−−−−−−

レベル:1539

ジョブ:虚飾

ステータス

HP:124570463

MP:∞

筋力:11240465

守備力:9158034

魔力:∞

知力:93457571

俊敏:98075000


技能

anknow


スキル

anknow


称号

anknow



−−−−−−−


虚飾。

それは俺が1回目の生を受けた時の魔神王の大罪だ。俺がすぐに大罪の権能を使って魔神王になってしまったためあいつは魔王クラスまで堕ちた。


だが、弱いとはいえない。あの時は俺は完全な状態だった。そして虚飾の能力というのが、倒した相手のステータス、スキル、技能、称号と、なにからなにまですべてを自分に取り込むというものなのだ。いかにも最強そうに聞こえるが、あの時の俺は“あの大罪”に目覚めていたため脅威、否、敵ですらなかった。


クソッ、最初に目覚めたのが色欲と暴食の大罪だったのがきついな。せめて色欲じゃなく憤怒が目覚めてくれればまだどうにかなったかも知れない。しょうがない、暴食は憤怒より強いが制御がとても難しい。俺でも持って6〜8分くらいだった。この際考えても仕方がない。おい、桜。


『なんだ? 主君よ』

暴食を使う。俺が飲まれたらお前がこの身体を使って暴食を制圧しておいてくれ。


『し、しかし主君よ、さすがにこれはリスクが大きいのではないか? 色欲で持ちこたえるだけじゃダメなのか?』

はっ、色欲で持ちこたえる手もあるが、俺より強い奴が救援に来るとも限らないからな、仕方がない。時空間魔法を使って、止めれてどのくらいだ?


『多分主君の魔力だと持って30分ほどだろうか、しかし、それだと暴食が、、、』

それは色欲を使って牽制する。色欲なら3時間はいけるはずだ、こいつは気が弱いからな。


『むぅ、わかった。そういえば主君、魔法が魔法創造のスキルによって使えないのでは?』

はっ!!! 完全に忘れてたな。だとしたらいいんだ、、、


『主君よ、何か忘れていないか? 主君が時空間魔法を使い初めていたのはレベルが5860レベルを越した頃、おそらく魔力が足りないのだろう。』

そういうことか、盲点だったな。じゃあどうすればいいのだろうか、

俺は思考をいつもの何倍ものスピードでフル回転させる。そこである案を思いついた。


桜、色欲が1週間くらい使えなくなってしまうが、色欲の禁忌に触れる。そうすれば暴食の力を解放できるくらいにはなるであろう。

そして嬉しいことにやつはこちらに気づかず、スヤスヤと気持ちよさそうに眠っている。今しかないな。


そうして俺は右手に桜を持ち左手の掌を突き刺した。これは大罪の禁忌に触れるために必要なことなのだ。そして俺は一言。


「色欲の悪魔アスモデウスよ、我は我が血を贄とし、貴様の力を欲っさんとする。」

すると、ファフィルの周りに魔法陣が現れる。体から血液が消えていく感覚を覚える。それと同時に色欲の禁忌に触れ、真の力を手に入れる。


スキル:アスモデウス

死者、魂を魅了し蘇らせる。蘇らせた死者、魂は自分の眷属となる。


俺が蘇らせるのは神獣フェンリルと魔王サタン、フェンリルは俺が殺して、サタンは俺が魔神王やっていた時に反逆してきたため、跡形もなく葬っておいた。あの一人と一匹なら時間稼ぎくらいできるであろう。そして俺はあの一人と一匹を蘇らせる。


「ッ!!! ここは!?」


「ガルルルルルルゥ、、、」


「おいお前達、俺だよ!」


「ま、魔神王様!!! 私は一度殺されました故、お許しくだs、、、私の腕に刻まれているこれは眷属の紋章。色欲を使ったんですね?」


「ははっ、理解が早くて助かる。前も反逆なんてしなかったらよかったのにな、」


「ガウッ!!!」

“そうだそうだ!”と言わんばかりに吠えて来るフェンリル。こいつの右の前足にも、眷属の紋章が刻まれている。


「今日は頼みがあって蘇らせたんだよ。あそこにいるあれと戦って時間を稼いでおいてくれ、」


「魔神王様、たかがワイバーンに私たち二人とは舐めているんですか? って、えぇぇぇぇぇぇぇ!!!! き、き、きょ、虚飾の大罪ぃぃぃぃぃぃ!? なんであんなワイバーン擬が?」


「事情はわからん。それより、俺は今から暴食を使ってあいつを倒せるだけの力を貯める。あいつと戦って時間を稼いでおいてくれ。頼んだぞ!」そう言って俺は色欲の権能により、今の自分に倒せるギリギリの魔物を、魔族を蘇らせていく。


クソッ、早くしないとなかなかやばい。あいつらが弱いとは言わないがさすがに持つかわからないため少しでも早くしないといけない。俺は今までの魔王なんかを蘇らせては事情を伝えて殺していく。そして殺したら暴食の権能を働かせる。


《ステータスに、

HP:1427398

MP:1293547

筋力:1309872

守備力:1290705

魔力:1107293

知力:1041684

俊敏:990957

を加算。

称号に、

竜王の加護

を加算します。》

そうして15分ほど戦っているだけで、俺のステータスは大幅に上がっていた。




やはり展開が早すぎる。どうにかしないとやばいかもしれない、、、!

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