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8話 『勇者召喚』きっとこの世界で生きてるはず…

勇者の話です。蓮侍は今日は少ししか出ません。

『王城』


「あれ?ここはどこですか?僕達さっきまで車の中に居たはずなのに…」

「…蓮侍はどこだ?」

 そこにはさっきまで「歯を食いしばれ!!」っと声をかけていた人物…桐山 蓮侍の姿はなかった…。


「おー成功したぞ!!やりましたな!王様!」

 家臣らしきものが玉座に座っている人物…この国の王様に話しかけていた。

「ええよかったですわ…これでこの世界は救われます。」

 と言った女性…いや少女、金髪ゆるふわロングで碧眼の美しい少女がそこにいた。


「おぉ私がこの国、オルカンディア王国の国王のオシリス・オルカンディアだ!ようこそ『勇者召喚』で召喚された勇者よ!良くぞ来てくれた!!どうかこの国を救ってくれ!」

 金髪碧眼のイケメンなおじさんがいきなりそんなことを言った。


「はい?どういうことですか?僕たちはさっきまで…」

「…海里。これはもしかしたら」ゴニュゴニュ…

「えっ!?異世界転移!?そ、そんな小説みたいな事が僕達に!?」

「…たぶんそうだと思う。」

 悠は瞬時にこの状況を悟った…。海里は言われればそんな展開だ!っと納得したらしい。


「お?どうかなされました?転移の後遺症でどこか怪我でも?」

「あ、いえいえ!怪我はないです!少し混乱をしていまして。」

 と海里は少女に話した。

「あぁよかったですわ…。あっ!申し送れました私の名前はティーリス・オルカンディアですわ。」

「ぼ、僕は川口 海里!こっちは高瀬 悠さんです。」

「…どうも」

その様子を一緒に見ていた王が、また話しかけてきた。

「いきなり呼んだこと心からお詫びを!どうか2人はこの国、いやこの世界を救って欲しいのです。まずはゆっくり話せる場所へ行きましょう。もう少しで夕食の支度が終わりますのでそこでゆっくり話をしたいと思っている。」


「は、はぁー」

「…わかった。」


「ティーリス!この方達に風呂と服の私室の準備の指示と現状のことを簡単に説明してあげなさい。」

「わかりましたわお父様!では悠様、海里様こちらです。まずは私室のご案内から道中で簡潔に説明させていただきます。」

「わ、わかりました。」

「…頼む」


『道中』


「それでは歩きながらですが説明させていただきます。この国は今魔族との戦争状態でございます。魔族が邪神復活の為我らの民を殺し数々の村、町が襲われているということが行われていました。そしてその戦争は5年続いています…。そしてその戦争を終わらせてもらうために『勇者召喚』をして貴方方をこちらの世界へ来てもらったのです。」

「な、なるほど…つまり魔王を倒せばいいのですね?」

「…まさにテンプレだな。」

「その通りです!そして魔王を倒した暁にはこの世の神様が元の世界へ返してもらうっと王家の伝承に伝わっておりました。」

「ほ、本当にテンプレですね。」

「…そうだな。」


「あ、ここが悠様、隣が海里様のお部屋になっております。時間になりましたらメイドが迎えに行きますのでゆっくりごくつろいください。それでは…。」

そう言ってティーリスは去って行った。


「ねぇ悠さん…蓮侍君生きてるよね?」

「…わからない。だが蓮侍ならたぶん大丈夫だろう。」

「そ、そうだよね!もしかしたらこっちの世界にいるかもしれない!探さなきゃ!」

「…そうだな。でも自由には動けないだろうし段階を踏んでから捜索してみよう。まだこっちにいるかもわからないからな。」

「そうだね!よしとりあえず僕は部屋に行ってみるよ!悠さんもまたあとで!」

「…あぁまた。」


 こうして2人の勇者が召喚された。


『辺境の村はずれの家』


「よっしゃぁぁぁぁぁ!食い物みーっけ!子供無し!こいつは狩るっ!!」

俺は、鹿狩りをしていた。勇者召喚されたとは気づかずに…

ここまで読んでいただきありがとうございます!


勇者召喚されましたねー。蓮侍といつ合えるかな?がんばれ2人!!


次回更新も月曜0時です!よろしくお願いします!

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